伊勢丹のオフィシャルソング「ISETAN-TAN-TAN」のプロモーションビデオに作詞作曲を手掛けた矢野顕子本人が特別出演することが分かった。
この動画では、三越伊勢丹の社内公募で選ばれた伊勢丹ダンサーズがパフューム(Perfume)のライブ演出・振り付けを手掛けるMIKIKOさんの振り付けで踊る。4月1日から全世界に向けてYouTubeで配信予定。
矢野が登場するシーンは、同店本館2階のバーカウンター「ザ・スタンド(The Stand)」で撮影。伊勢丹ダンサーズがリハーサルする中、彼女がサプライズで登場し、撮影現場には驚きと同時に拍手が生まれた。本番撮影後は、伊勢丹ダンサーズと矢野がモニターをチェックするシーンも見られ、現場は和やかな雰囲気に包まれていた。
撮影終了直後の矢野氏に改めて伊勢丹への気持ちを聞くと、「おそらく、生まれた時から、もしかしたら母のお腹の中にいるときから来ていたかもしれません」と回顧から始まった。
「幼少の頃は、母と都電に乗り、新宿に勤める父にお弁当を届け、その後、伊勢丹に立ち寄っていました」という思い出も。
現在はニューヨーク在住の矢野氏。帰国するとまず同店で「今、日本で何がかっこいいのか」をチェックするという。「伊勢丹に入ったとたんに、どんなに憂鬱だったり、ちょっと悲しかったり、頭痛がするパッとしない時でも、何か気持ちが晴れる感じがします。伊勢丹に来ることは自分にとっての甘やかしであり、癒やし」と伊勢丹愛を吐露した。
同曲は3月26日にリリースされる矢野顕子ニューアルバム「飛ばしていくよ」にも収録される。