今年6月に銀座・並木通りから中央通りのアップストア隣に移転オープンしたロロ・ピアーナ銀座店でオープニング記念イベントとしてロンドンのアーティストを起用したデジタルアートのインスターレーションイベントが10月25日まで開催されている。
約2年の準備期間を経てオープンした同ビルは日本人建築家の青木淳による設計で、ビルのファサードはブランドカラーのクンメル(キャラウェイ)、モチーフはスカーフをインスピレーションさせるもの。
今回のインスタレーションは、通常カスタマーサービスを行うVIP向けのフロアとして使用されている4階フロアを使い3つのインスタレーション作品を設置。『An Odyssey of Touch』と題された作品はいずれも「日本を旅するものであり、日本が誇る、非常にシンプルで美しい自然。それはロロ・ピアーナの最上級の繊維を生み出す自然への敬意に通じるものがあります。同時に東京という街の、人工的、未来的な解釈も表現しました」と今回の作品のアーティストのウィアードコア(Weirdcore)はコメントしている。
ウィアードコアはエイフェックスツイン(Aphex Twin)のライブのヴィジュアルエフェクトを手掛けていることで知られており、日本のYoung Juvenile YouthなどのMVも手掛けている。
作品は水面に浮かぶ蓮の花をテーマとしたCG作品「NATURE」、鏡張りの4面体のなかでカシミアヤギの原毛がLEDライトによって変化しながら浮かび上がる立体作品「Infinite Connection」、東京を思わせる都会的な風景の中にカシミアの雲がかかるトロンプルイユ(だまし絵)的なCG作品「Cloud City」のいずれもが、今回のイベントために制作されたもので、音楽は坂本龍一のサウンドと自然界の音をミックス。アートフレームなどもロロ・ピアーナを代表するカシミア生地で制作されているなど視覚、聴覚に加えて、同ブランドのエクセレンスであり、本企画のテーマである”触覚(Touch)”にこだわった展示となっている。
Text by Tatsuya Noda
約2年の準備期間を経てオープンした同ビルは日本人建築家の青木淳による設計で、ビルのファサードはブランドカラーのクンメル(キャラウェイ)、モチーフはスカーフをインスピレーションさせるもの。
今回のインスタレーションは、通常カスタマーサービスを行うVIP向けのフロアとして使用されている4階フロアを使い3つのインスタレーション作品を設置。『An Odyssey of Touch』と題された作品はいずれも「日本を旅するものであり、日本が誇る、非常にシンプルで美しい自然。それはロロ・ピアーナの最上級の繊維を生み出す自然への敬意に通じるものがあります。同時に東京という街の、人工的、未来的な解釈も表現しました」と今回の作品のアーティストのウィアードコア(Weirdcore)はコメントしている。
ウィアードコアはエイフェックスツイン(Aphex Twin)のライブのヴィジュアルエフェクトを手掛けていることで知られており、日本のYoung Juvenile YouthなどのMVも手掛けている。
作品は水面に浮かぶ蓮の花をテーマとしたCG作品「NATURE」、鏡張りの4面体のなかでカシミアヤギの原毛がLEDライトによって変化しながら浮かび上がる立体作品「Infinite Connection」、東京を思わせる都会的な風景の中にカシミアの雲がかかるトロンプルイユ(だまし絵)的なCG作品「Cloud City」のいずれもが、今回のイベントために制作されたもので、音楽は坂本龍一のサウンドと自然界の音をミックス。アートフレームなどもロロ・ピアーナを代表するカシミア生地で制作されているなど視覚、聴覚に加えて、同ブランドのエクセレンスであり、本企画のテーマである”触覚(Touch)”にこだわった展示となっている。
Text by Tatsuya Noda