シンガーソングライターの椎名林檎は1978年11月25日生まれ。福岡県出身。
1998年にシングル『幸福論』でデビュー。ファーストアルバム『無罪モラトリアム』が160万枚、セカンドアルバム『勝訴ストリップ』が250万枚を超えるセールスを記録。その後もカバーアルバムなどを発表し、ヒットを連発した。2004年からは、音楽プロデューサー亀田誠治らとともに結成した「東京事変」のメンバーとして、ソロと並行してバンド活動を開始。同バンドのセカンドアルバム『大人』はチャート1位を獲得した。
2007年に、自身初の音楽監督を務めた映画『さくらん』で、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞している。デビュー10周年を迎えた08年には、アルバム未収録曲集『私と放電』、シングルクリップ集DVD『私の発電』を発表したほか、さいたまスーパーアリーナにて10年間の集大成公演を行い、3日間で延べ5万5,000人を動員した。翌年には、前年の際立った業績が高く評価され「文化庁主催平成20年度芸術選奨 文部科学大臣新人賞（大衆芸能部門）」を受賞。
東京事変は12年2月29日をもって解散。その後はソロ活動を続け、スマップへの楽曲提供、野田秀樹の舞台の劇中音楽を担当するなど幅広く活躍。直近では、11月13日に発売されたコラボレーションベストアルバム『浮き名』、ライブ・ベスト・アルバム『蜜月抄』をリリース。『浮き名』に収録されている、中田ヤスタカが編曲した「熱愛発覚中」のMVで本格的な殺陣を披露。胸元の開いたセクシーな姿が話題となった。また、11月18日からデビュー15周年を記念したライブも開催されている。
デビュー時はヴィヴィアン・ウエストウッドを愛好。アーマーリングを着け、マイクを握っていた。
