世界の有名メゾンが一堂に集う「ノエル・ア・ラ・モード“シャンパーニュの祭典”」が20日より伊勢丹新宿店本館6階催物場でスタートした。25日まで。
本展のテーマ「マリアージュ」。“人とシャンパーニュの惹かれあう関係”にフォーカスし、ナポレオン・ボナパルトやココ・シャネル、マリリン・モンロー、フレディ・マーキュリーなど歴史に名を残す人物たちのシャンパーニュにまつわる名言からインスピレーションを受けた伊勢丹バイヤーがセレクトした銘柄がならぶ。
注目は、評価が高いとされる2000年産の「ボランジェ」R.D.2000(21万円、3,000ml、2点限り)。職人が手掛けた樽を使用して製造した本品はフルボトル4本分。容量が多いぶん、通常のボトルよりもゆっくりと熟成が進むことで繊細さとアロマの複雑味が増し個性豊かなスタイルへ変化。世界350本限定生産の希少ボトルだ。また、同じく評価が高いとされる2002年産の「ルイ・ロデレール」クリスタル・ブリュット2002(157万5,000円、1点限り)は『ワイン&スピリッツ』で100点を獲得した特製クリスタルに24金装飾を施し、エルメスのスカーフが付いた、ファッションとシャンパーニュのマリアージュが楽しめるレアな逸品だ。
更に、11回目を迎える本展を記念して、一度にそろえることが難しいグランメゾンの希少なマグナムボトルの11本セット(42万円、3セット限り)を始め、23日限定販売となるハーフシャンパーニュ限定セレクションボックス(1万2,600円、5本入)など特別企画品も登場。会場では、21メゾンの生産者が来場。それぞれのシャンパーニュについて実際に話を聞くことができる。
また、昨年からスタートした日替わりでプレミアムシャンパーニュが楽しめる有料イベントも開催。20日には「ピルカール・サルモン」ブランド・ド・ブラン ミレジム1999、21日「テタンジェ」コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2004、22日「アンリ・ジロー」コード・ノワール、23日「ドンペリニヨン」ヴィンテージ2004、24日「ローラン・ペリエ」ロゼ、25日「ボランジェ」R.D2004が出品。会場内で2万1,000円以上購入で各日先着60名に有料引換券が進呈される。(食事代2,625円が別途必要)
同展は、毎年約40メゾンが出品。国内では手に入りにくいものや、数量が極めてすくないものなど希少な銘柄がそろう他、初心者でも楽しめるハーフボトルやドリンクバーの提案を行い、マニアだけでなく一般購買客の支持を拡大。売り上げも毎年20%増と伊勢丹の冬の名物催事として成長を続けている。