東京・代官山のヴィアバスストップ・ミュージアムは11月15日、仏ブランド「デヴァステ(DEVASTEE)」とのコラボレーションライン「デヴァステ・プール・ミュージアム(DEVASTEE POUR MUSEUM)」を発表した。当日同店で行われたイベントにはデヴァステデザイナーのオフェリー・クレールとフランソワ・アラリィが来日し、パリで発表した14SSコレクションをプレゼンテーションした。
デヴァステ・プール・ミュージアムはカトラリーアイテム、ステーショナリー、アクセサリーなどのグッズをラインアップ。「アイデアが増えていけば、今後も積極的に発表していきたい」とデザイナー両名。
14SSコレクションはテーマが港区の青山霊園。”I ラブ(ハートマーク) 青山墓地”とプリントされたTシャツやメタリックカラーの糸を使ったジャカードジャケット、エアリーなジョーゼットのブラウス、柔らかなカーゼ素材のトップスに地厚のニットパンツなど、素材のコントラストを引き出したコーディネートで見せた。ブラックユーモアとエスプリが入り交じった、デヴァステらしい表現が披露された。
2人は、「2011年の東日本大震災の影響もあり、日本へ行きたいと思っていても中々行けずにいた。今年の5月にようやく実現し、成田に降り立った時とても心地良く感じた。フランスと見た目は違うけれども、どこか似通った部分があると思う。墓石一つをとっても、日本とフランスでは形状が異なるけれどいずれも魅力がある」と話した。