パリクチュール組合(La Chambre Syndicale de la Couture Parisienn)は、「スキャパレリ(Schiaparelli)」「ラルフ&ルッソ(Ralph & Russo)」「セルカン・クーラ(Serkan Cura)」を新たなゲストメンバーとして迎えることを発表した。これら3ブランドは、2014年1月のオートクチュールウィークで新作を発表する。
スキャパレリは、エルザ・スキャパレリ(Elsa Schiaparelli)が1927年に創業。パリのクチュール界を代表するメゾンとなるが、54年に閉鎖。2006年、トッズグループ傘下に入る。13-14AWシーズンにはクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)によるカプセルコレクションを発表した。昨年10月にクリエーティブディレクターにマルコ・ザニーニ(Marco Zanini)が就任し、今回披露されるのが彼が手掛ける初のスキャパレリのコレクションとなる。
ラルフ&ルッソは、タマラ・ラルフ(Tamara Ralph)とミッシェル・ルッソ(Michael Russo)のデザイナーデュオが2007年に設立したロンドンのクチュールブランド。ビヨンセやアンジェリーナ・ジョリーらセレブリティのレッドカーペット用ドレスも手掛けている。
セルカン・クーラは、トルコ生まれ。アアントワープ王立美術アカデミーでファッションを学んだ後、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」で4年間勤務。12SSより自身のブランドでクチュールコレクションを発表している。