映画監督のマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)は1942年11月17日生まれ。ニューヨーク出身。
イタリア移民の家庭に生まれ、映画好きの少年だったという。1963年に『君のような素敵な娘がこんなところで何してるの?』で映画監督を務めた。その後、ロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(1976年)でカンヌ国際映画祭のパルム・ドール賞を受賞。デ・ニーロとは以降もコラボレーションを継続し、『ニューヨーク・ニューヨーク』(1977年)、『レイジンブ・ブル』(1980年)、『キング・オブ・コメディ』(1983年)、『グッドフェローズ』(1990年)などを制作した。
『アフター・ワーズ』(1985年)ではカンヌ国際映画祭の監督賞、グッドフェローズでは、ヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞、レオナルド・ディカプリオ主演の2002年の『ギャング・オブ・ニューヨーク』はゴールデングローブ賞監督賞に輝いている。2006年には『ディパーテッド』で第79回アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞した。
日本の黒澤明監督を敬愛しており、1990年には、黒澤監督の映画『夢』に画家のヴァン・ゴッホ役として出演している。