ロンドン・ボンドストリートに本店を構えるハイジュエラー「グラフ(GRAFF)」が、伊勢丹新宿店出店1周年を記念したイベントを11月6日から12日まで同店1階ザ・ステージにて開催する。
イベントではグラフの真骨頂、イエローダイヤモンドをフィーチャーする。今回のステージのために本国より世界最大級のイエローダイヤモンド(107.46ct)を特別に展示。また、1周年記念として、0.5ctのソリテールリングとペンダントが先行販売される他、グラフ創業初期からの定番である扇型モチーフの“アイコンコレクション”を始め、世界中から厳選されたダイヤモンドの数々が並ぶ。
グラフは、1960 年に現会長ローレンス・グラフ(Laurence Graff)が設立。ロシア系移民の貧しい家庭に生まれ育ったローレンスが15歳からロンドンのダイヤモンド街で工房見習いとして働き始め、18歳という若さで独立。1962年には初店舗を出店。これまでに世界一大きなヘプタゴン・カット(7角形)の「ザ・パラゴン」や同じ原石から採り、ブルネイ王室に売却した世界最大のハートシェイプの「ル・グランド・クール・ド・アフリカ」、世界最大の8角形ステップ・カットのダイヤモンド、世界一大きなラウンド・カットの「ザ・グラフ・コンステレーション」など、当時世界最大級のDカラー、フローレス(完全無色無傷の最高品質)のダイヤモンドの数々を発表。大粒で極上のダイヤモンドのみを扱うハイジュエラーとして世界中の富豪がこぞって来店するようになり「キング・オブ・ダイヤモンド」の地位を確立。
1993年、本店をニューボンドストリートに移転。2000年には海外への出店に着手し現在では世界36店舗余りを展開。ローレンスがキャリアをスタートさせて60年目となる2013年には、大英帝国より勲章とオフィサーの称号が授与された。これを記念しグラフ社では、総額500億円から成る歴史的ダイヤモンドを使用した「ヘアー&ジュエル」を発表し、世界中に衝撃を与えた。
日本では、2007年に東京・日比谷のホテル「ザ・ペニンシュラ東京」にアジア旗艦店となる初サロンをオープンしている。