11月1日、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)で山本寛斎のファッションショー「Fashion in Motion "Kansai Yamamoto" Fashion Show」が開催される。
ファッションショーのテーマは「婆娑羅(ばさら)」。ショーでは、山本寛斎がファッションデザイナーとして活躍してきた20年と、その後、世界の主要都市で実施してきた「KANSAI SUPER SHOW」のイベントプロデューサーとして現在も活動を続けてきたクリエーターとしての20年すべてを集約。1971年、日本人として初めてロンドンで開催した寛斎が42年ぶりに行う原点回帰のショーとなる。
このショーは、日本時間11月1日22時(現地時間13時)と2日2時(現地時間1日17時)から各20分間にわたりV&Aフェイスブックページにてライブストリーミング配信される。
“Fashion in Motion"は、これまでにジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)、クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)、ミッソーニ(Missoni)、ガレス・ピュー(Gareth Pugh)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)など世界的なデザイナーが参加してきたファッションショー。
ファッションショーで披露された最新コレクションは、2014年1月2日から14日までの期間、伊勢丹新宿店2階TOKYO解放区のポップアップストアにて先行販売されることも決定している。ポップアップストアでは、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」 デザイナー・山縣良和や、ファッションディレクター・ブロガーのミーシャ・ジャネットといったクリエーターによるトリビュートアイテムが登場する他、同店限定品やコラボレーションアイテムなど多数販売予定。更に、会場ではV&Aのデヴィッド・ボウイの回顧展「David Bowie is …」でも展示された、1973年アラジンセインツアーにおいてデヴィッド・ボウイが着用した寛斎デザインのコスチュームが特別展示される。