ギンザ シックスのオープニングは、草間彌生や大巻伸嗣、チームラボなど世界的現代アーティスト作品と空間共演

2017.03.03

銀座エリア最大の商業施設として4月20日に開業するギンザ シックス(GINZA SIX)にて、アーティストクリエイターとのコラボレーションによるアートプログラムの展開を発表した。

施設中央に位置する大きな吹き抜け空間(同館2階中央吹き抜け)には、森美術館監修のもと、世界のアートシーンで活躍する前衛芸術家である草間彌生新作インスタレーション「南瓜」を4月20日から2018年2月25日までの期間限定展示する。また、4月20日から5月16日までは、同館4階イベントスペースにてポップアップストア『YAYOI KUSAMA POP UP STORE「わが永遠の魂」』が開催され、水玉やカボチャなど代表的なモチーフを使ったグッズや限定グッズ、ステーショナリー、バッグ、Tシャツアクセサリー食器、お菓子などが取り揃えられる。

また、同館では森美術館の監修にて国内外で活躍する注目のアーティストらの作品も常設展示する。そのうち大巻伸嗣は江戸小紋柄のひとつで美意識の象徴でもあった彫刻作品「Echos Infinity -Immortal Flowers-」を、船井美佐は「楽園と境界」をテーマに空間全体をキャンバスととらえ、鏡を使って構成し描くことで絵画空間と現実が交差するビジョンを生み出す「楽園/境界」を、そして堂右美は「民 tami B.」「民 tami Y.」「民 tami R.」と題して同館のために、奥行きのある広大な空間が広がりを見せるような作品を新たに描き上げた。

さらに、同館の2カ所にある高さ約12mの壁面には、JTQ谷川じゅんじのプロデュースで、対となる2つのアート作品が展示される。一方はチームラボが手がけるデジタルインスタレーション作品、もう一方はパトリック・ブランによる日本の固有種の植物を織り交ぜたアート作品となっている。

その他、上顧客のための特別なラウンジ「ラウンジ シックス(LOUNGE SIX)」内には、世界的アーティストである杉本博司デザインを手掛けた代表作が展示される。
HEW
  • 草間彌生氏による新作インスタレーション≪南瓜≫※イメージ
  • 草間彌生氏による新作インスタレーション≪南瓜≫※イメージ
  • チームラボによるユニバース オブ ウォーター パーティクルズ オン ザ リビングウォール
  • Lake Superior, Cascade River, 1995gelatin silver print
  • Stylized Sculpture 023, 2007gelatin silver printDesigner: Madeleine Vionett, 1925
  • ラウンジ シックス空間イメージ
  • ラウンジ シックス空間イメージ
  • ラウンジ シックス空間イメージ
  • 《HOLE/桃源郷/境界/絵画/眼底》2010 年、鏡、木材上野の森美術館※過去作品
  • ≪Paradise/Boundary≫2014 年、ミクストメディア東京都現代美術館※過去作品
  • Narcissus Garden necklace(4万8,600円)
  • Narcissus Garden Pins(7万5,600 円)
  • YAYOI KUSAMA Ring(左上)/税込5万9,400円、Narcissus Garden Ring(右下)/税込7万5,600円
  • ≪Echoes Infinity-Moment and Eternity-≫2016 年2016 Aichi TriennaleOrganizing Committee※過去作品
  • ≪重力と恩寵≫2016 年2016 Aichi TriennaleOrganizing Committee※過去作品
  • ≪TAMI-3≫2016 年油彩、カンヴァス162×194 cm
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