11月15日、東京・銀座のミキモト本店前にてジャンボクリスマスツリーの点灯式が開催された。
1976年より銀座の冬を彩り今年で37本目となるツリーだが、2015年1月15日からの本店建て替え工事に伴い、今年で最後の展示に。今回は高さ約10m、樹齢30から40年のモミの木が北海道から根付きのまま運ばれてきた。根元と本店壁面にはパールネックレスを象ったオブジェが飾られている。
開会式はバイオリニスト・ナオト(NAOTO)による『そりすべり』の演奏と共に幕開け。ステップ、時にはジャンプしながらの華やかなパフォーマンスに、観客からは大きな拍手が沸き起こった。
点灯者に選ばれたのは、南アフリカ共和国やスイス連邦等、世界5ヶ国から来日した8名の子供達。手を繋ぎ合った子供達が点灯スイッチに触れると、鐘の音と共にツリーが点灯。6,500個のオリジナル仕様のマルチカラーLEDが7色のグラデーションやクリスマスカラーに輝くと観客はどよめき、方々から「きれい」と声が上がった。
ツリーはクリスマスまでの連日、11時から22時までの毎正時に流れる『ホワイトクリスマス』のメロディーと共に、光の演出で目を楽しませてくれる。展示後は例年通り、ミキモトからのクリスマスプレゼントとして、学校や福祉施設など東京近郊の公共施設に寄贈予定。