東京・銀座の数寄屋橋交差点で東急不動産が開発中の「銀座5丁目プロジェクト」について、その開発概要の一部が公開された。
建築中の複合商業施設がコンセプトとするのは“Creative Japan―世界は、ここから、おもしろくなる。―”伝統と革新が共存する銀座の地において、その魅力とともに新たな文化を創造し、日本と世界をつなぐゲートとしての役割を果たしていく。
ガラスの壁面が美しい建物は“江戸切子”をモチーフとしたもの。1階フロアにはラグジュアリーブランドなどの路面店が出店する他、地下2階から地上11階までをすべて商業施設とした。アパレル、雑貨、食品、飲食など約120店舗が出店を予定しており、これは銀座でも最大規模となる。東急ハンズによる新業態店の他、東急百貨店による新業態のセレクトストアもオープン予定だ。
館内のパブリックスペースでは、東急文化村との提携により、コンセプトを体感できるような情報を発信。ファッション、アート、カルチャー、音楽など幅広いカテゴリーが共存できるような場所となる。また、上層フロアには都内最大規模のロッテ免税店が開業を予定。こうしたグローバルインバウンドに対応しながら、日本ならではのおもてなしを国内外の利用者に提供していくとのことだ。