「プラダ(PRADA)」が、ウェス・アンダーソン監督の新作映画『グランド・ブダペスト・ホテル』の日本公開に合わせ、スペシャルディスプレイをプラダ 青山店で展示している。7月6日まで。
ショーウインドウや店内に飾られたトランクとスーツケースは、同作品でティルダ・スウィントン演じるメインキャラクター・マダムDのためにオーダーメイドで製作されたもの。1920年代から30年代に発表されたプラダのビンテージモデルからインスピレーションを得てデザインされており、木枠をオークとナチュラルトーンのバチェッタレザーで覆うことによってビンテージの風合いが出され、裏地にはピーチピンクのサテンコットンが使用されている。更に、アーティストのミーク・カサルにより、映画に登場する Mdm.C.V.D.u.T(Madame Celine Villeneuve Desgoffe und Taxis)のイニシャルが20年代風の字体でペイントされている。
その他、ウィレム・デフォー演じるジョプリンのためにデザインした、ブラックのナッパレザーコートも展示されている。
プラダとアンダーソン監督は、昨年公開されたショートフィルム『カステッロ・カヴァルカンティ』などでコラボレーションしており、今回のディスプレイは、両者によるコラボ企画の最新作となる。