「フェンディ(FENDI)」は、メンズコレクションにフォーカスしたポップアップストアを伊勢丹メンズ館3階で開設している。会期は前半(12月9日まで)と後半(12月10日から1月13日まで)に分かれ、先行販売や15SSの新作アイテムを紹介する。
会期前半は、世界に先駆けて発売となる“バッグ バグズ”シリーズの新作「ピーカブー」のバッグ(68万8,000円)を始め、バックパック(15万6,000円)、トートバッグ(9万4,000円)、チャーム(3万7,000円から7万4,000円)、ウォレット(7万円から9万7,000円)、ベルト(4万9,000円)まで15SS新作をアクセサリーを中心に展開する。また、同店で完売が続出したというジャケットやコート、アクセサリーなど14AWの人気アイテムの再販売も行っている。
会期後半は、15SSの新作ウエアを中心に紹介する。15SSのテーマは「現実からの逃避」。絶え間ない動きが存在する都会暮らしの現実を見据えつつ、イヤフォンでは自前のサウンドトラックを聴きながら頭の中では旅の幻想に浸っているといったイメージのルックで展開する。“スーツに素足”のスタイルは“あなた自身がルールを決めて欲しい”という同ブランドのサインだという。
また、ベーシックにひとひねり加えたスタイルの革新と実験は、細部にまで表現されている。サンドブラスト加工されたデニムがプリントされたレザージャケット(34万4,000円)は、ゴムのような感触で、革新的な技術でデニムのようなプリントに仕上がっている。ボマージャケット(221万1,000円)に密集するピクセルは、正方形にカットされた極小のレザーをモザイク状にはぎ合わせたもので、袖部分には極細のレザーが編み込まれている。