“世界一の朝食”を提供することで有名なレストラン「ビルズ(bills)」は、12月1日から新たなコーヒーメニューを提供する。
このコーヒーはシドニーの有名コーヒー店「シングル オリジン ロースターズ(Single Origin Roasters)」が手掛けたもの。現地におけるサードウェーブコーヒーを代表するブランドとして知られており、新聞社『シドニー・モーニング・ヘラルド』からコーヒーショップの最高位となる三つ星を与えられている。その特徴はコーヒーの味わいを“苦味”“酸味”“ボディ”“アロマ”の四つに区分しながら、さらなる味わいを追及していることで、ビルズのレストランターであるビル・グレンジャー(Bill Granger)も“世界一美味しいコーヒー”と絶賛した。
シドニーのサリーヒルズでディオン&エマ・コーエン夫婦によって誕生した「シングル オリジン ロースターズ」は、全国各地のコーヒー農家から直接豆の仕入れを行い、厳選・焙煎など細部にまでこだわりを持つブランドで、焙煎されたコーヒー豆はオーストラリア全土の有名カフェでも利用されている。また、太陽光発電を利用したカフェ営業などサスティナビリティーにへの取り組みも積極的に行っている。
ビルズ全店で提供される「ビルズ ブレンド コーヒー バイ シングル オリジン ロースターズ」は、シングル オリジン ロースターズが日本人の味覚に合わせて特別にブレンドしたもの。スゥイートキャラメル、チョコレート、完熟プラムのテイストの後に、シトラスのような後味が楽しめる。「エスプレッソ(ロングブラック)」(480円)、「マキアート」(480円)、「カプチーノ」(580円)など、メニューのバリエーションも豊富に用意した。また、エスプレッソと卵液に浸したブリオッシュをローストし、チェリー、クリーム、アーモンドをトッピングしたデザート「ティラミス フレンチトーストw/ポーチドチェリー、カカオブリトル」もこの秋新たなメニューに加わる。このフレンチトーストは朝食としても食べられるよう甘さ控えめなのが特徴だ。
なお、15年には新たに三つのブレンドがコーヒーメニューに加わる予定となっている。ライトベリー、レーズン、ジャムのようなフレーバーに、柔らかいレモンとブラックティーの後味が特徴の「DUROMINA COOP ETHIOPIA」など、サードウェーブコーヒーならではの香りや味わいが楽しめそうだ。