フランス婦人プレタポルテ連盟が主催するフランスの婦人服プレタポルテ、レザー、アクセサリーの総合展示会「モード・イン・フランス(MODE IN FRANCE)2015年春夏コレクション」が7月23日から25日の3日間、東京・西新宿のヒルトン東京で行われる。
昨年のフランスからアジアへの衣料品の輸出売上高が前年比12%増となるなど、アジアが貿易相手国として欠かせない存在になる中で、ビジネスチャンス拡大を狙い、今回から新たに香港(7月15日から17日)、台北(同19日から21日)でも開催するモード・イン・フランス。
37回目となる今回は初出展の5社5ブランドを含む38社40ブランドが出展予定。ズィガ、ロディカ・ザニアン、ナタリー・シェイズ、カトリーヌ・アンドレなど、フランス31社33ブランドを始め、イギリス3社3ブランド、ベルギー1社1ブランド、ポーランド1社1ブランドが、フーズネクストなど、パリの展示会で発表したばかりの最新コレクションを紹介する。
また、前回に続きパリ在住の日本人デザイナーである、ミキ・ミアリとツノダユキコも出展。
同展広報は「来年1月から会場を変えオープンスペースでの発表にするなど、大幅なリニューアルが計画されていることや円高の影響などから、出展社数は1年前の49社を下回った。だが、一昨年の34社は上回っているし、有力ブランドは今回も出展を続けている。昨年のフランスから日本への婦人服の輸出も1%増の1億6,700万ユーロとなったことや、モード・イン・フランスと同じ日程で開催されるJFW-IFF(JFW-インターナショナルファッションフェア)にフランス婦人プレタポルテ連盟が運営するメゾン・デュ・サヴォワール・フェール・エ・ドゥ・ラ・クレアシオンから、専門技術や職人技を持ち、ラグジュアリーブランドやコレクションブランドなども手掛けるリーダー的OEM企業8社が出展することなどからもわかるように、日本が重要な市場であることに変わりは無い。ビジネスや来場者数も変わらないだろう」としている。