ハナエモリビル跡地にオープンする施設「オーク表参道(oak omotesando )」の開業日が4月4日に決定した。
ビルの外観は大林組と丹下都市建築設計が共同で設計。表参道のケヤキ並木や近隣建物との調和に配慮し、新たな景観の創出を目指した。中央を貫通するパサージュの南側緑地には、ビル名の由来である柏(オーク)を植樹。エントランスホールから2階カフェへと続く空間は、現代美術作家の杉本博司がデザインし、最奥部の天井からは、神殿的空間における御生体の役割を果たすという意味を込めた数理模型の「窟竟頂(くっきょうちょう)」が下がる。ファサードのライティングは、照明デザイナーの豊久将三が担当。LEDを用いて日本の伝統色を意識した光のグラデーションをデザインした。
1、2階は店舗が入り、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」と「コーチ(COACH)」のフラッグシップショップ、カット&ソーブランド「スリードッツ(three dots)」、東京初の路面期間店となる「ネスプレッソブティック(NESPRESSO Boutique)」、料亭「金田中」がプロデュースするカフェ「茶洒 金田中」が出店する。