「ミュグレー(MUGLER)」が、パリのジョイスギャラリー(JOYCE GALERIE、168/173 GALERIE DE VALOIS, Paris 75001)でバッグのポップアップショップをオープンしている。期間は3月1日まで。
アンディ・ウォーホルのアトリエ”ファクトリー”のようにアルミフォイルで飾られた空間には、坂本龍一の音楽が流れ、ブルーや白、7色ホログラム、パイソンなどさまざまなバッグが美術品のように並ぶ。
ミュグレーのバッグコレクションは、2013年春夏シーズンにデビュー。このコレクションでは、赤道近くの国々のイメージと、1970年代に活躍した写真家ギイ・ブルダン(Guy Bourdin)の作品の雰囲気をミックスしたウエアに、マサロとコラボしたシューズとこれらのバッグがスタイリングされ、現代のミュグレーウーマンを具現化してみせた。
ポップアップショップ開催を記念して行われたレセプションパーティーではクリエーティブディレクターのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)が、直筆のニコパンダが描かれたスペシャルバッグを持って登場。「この企画はついこないだ決まったばかりで、本当に”ポップアップ”。バッグがすごく好調なので、パリコレに来た人にぜひ見せたいと思っていたら、ジョイスがスペースを貸してくれた。シンプルにバッグを見せようと思った」と説明。
翌27日の夜にはミュグレーの2013-14年秋冬コレクションのショーが開催される。「だから本当は今ここにいちゃいけないんだけどね、アトリエに戻らなきゃ(笑)。でも、こうやってパリコレ中に人と会える機会は少ないので嬉しい。明日発表するコレクションは、60年代に90年代がちょっと混じって、今までとがらっと変える。バッグもシューズも登場するよ」とこっそり教えてくれた。
このバッグコレクションは、日本では伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店などで取り扱われている。また、4月には、メンズ・ウィメンズのウエアコレクションがそろうポップアップショップが同ギャラリーで開催される予定。