第38回「木村伊兵衛写真賞」の受賞者が、菊地智子と百々新(どど・あらた)の2名に決定した
菊地はグループ展「日本の新進作家vol.11この世界とわたしのどこか」から「I and I」、百々は写真展「対岸」の表題作「対岸」で受賞。発表は2月8日付「朝日新聞」朝刊および2月20日発売の「アサヒカメラ」3月号で行う。選考過程など詳細はアサヒカメラ4月号に掲載予定だ。授賞式は4月23日午後6時半から丸の内の東京會舘で行い、受賞者には賞状、賞牌、および賞金50万円ずつが贈られる。受賞作品展は4月23日から5月2日、新宿のコニカミノルタプラザにて。
新人写真家を対象とした本賞は、故木村伊兵衛の業績を記念して1975年に創設。今まで藤原新也、都築響一、蜷川実花、ヒロミックス、佐内正史などが受賞している。