三越伊勢丹は、6月11日から展開する秋冬のシーズン・インキャンペーンのビジュアルを発表した。鈴木親が菊地凛子をミューズに撮り下ろした。クリエーティブディレクターは後藤繁雄。
テーマは「オポジット(正反対)」。アートディレクターを仏モード誌『パープル(purple)』のアートディレクションを手掛けるジャンニ・オプランディ(Gianni Oprandi)が務め、菊地がパブリックな空間と密室で演じるストーリーをエッジィなモードフォトとして表現。新宿伊勢丹、日本橋三越、銀座三越の3店舗ごとに異なるイメージビジュアルを製作した。
伊勢丹新宿店はパブリックな空間とプライベートな密室、日常と非日常をカラーとモノクロで表現。2枚の写真で対比的なシチュエーションを強調することで日常とちょっとした冒険を予感させるストーリーを企図。
日本橋三越本店は、日常と非日常、公と私、静と動を対比させるため、写真の大小の対比やカラーとモノクロの対比に加え、時計をシンボリックに使用。クラシックとエレガンスを強く打ち出した。
銀座三越は、写真を大中小の3サイズでレイアウト。カラーとモノクロを組み合わせ、日常と非日常の揺らぎをドラマティックに描いた。
本ビジュアルは店内ポスターやカード会員向け冊子の他、東京メトロ副都心線新宿三丁目駅改札前の大型ボードや銀座線地下看板・柱巻きなどで使用される。