藤原ヒロシがディレクションを務める「ザ・パーキング銀座(THE PARK・ING GINZA)」(東京都中央区銀座5-3-1地下3階)が3月26日にオープンした。立地は数寄屋橋交差点のソニービル地下3・4階、以前は地下3階は老舗フランス料理店「マキシム・ド・パリ」で地下4階は駐車場であった。
ファッションゾーンとなる地下4階は、東京発のフレグランスレーベル・リトゥ(retaW)や、藤原ヒロシ率いるフラグメント・デザイン(FRAGMENT DESIGN)とヴァンキッシュ(VANQUISH)のコラボレーションによるデニム バイ(DENIM BY)が国内初の店舗を構える。その他各区切られたスペースでは、藤原が厳選したフットウエアやウエアを集めたナイキや、西山徹がディレクションするナンバーエイトワンスリー(No.813)、ザ・パーキング銀座のオリジナルアイテムを取り扱う。
奥のポップアップスペースでは様々な期間限定コンテンツを企画する予定となっておりオープン時から5月22日までは、ユナイテッドアローズ&サンズのディレクター・小木“POGGY”基史を起用し、ファンクをテーマにザ・パーキング銀座の為に企画したTシャツや帽子、バッグ、ステッカー、時計、ピンバッジなど限定アイテムを展開する。
地下3階には、「カフェ ド ロペ銀座」と「ボンジュールレコード銀座店」が出店。70年代原宿・表参道に店を構えていたオープンカフェ「カフェ ド ロペ」の復活であることから注目を集めるこのカフェのメニューには、神田にある純喫茶「エース」の「のりトースト」(389円)や「クリームトースト」(389円)、浅草のパン屋「ペリカン」のバタートースト(445円)などから、祇園のレストラン「よねむら」のチーズケーキ(1,334円)、赤坂のフルーツパーラー「フルフル」のフルーツサンド(1,371円)、伊勢の老舗洋菓子店「シラセ」のサンドケーキ(1,000円)などの名店のデザートもラインアップする。ボンジュールレコード銀座では、CD、LP、ヴィンテージカセットテープ、音楽にまつわる本などをセレクトしている。
またオープン時には、多数の限定アイテムもラインアップ。デニム バイからは、銀座のマップを背に刺繍したスタジアムジャンパー(4万5,000円)や、シリアルナンバー入りのデニム(3万7,000円)、リトゥからは、パークをイメージした香りのフレグランスキャンドルの同店限定パッケージを用意。また、アクセサリーのCAREERING×藤原ヒロシによるソックスの留め金“ソッパス”をイメージしたピアス(2万3,000円)も先行販売されている。ナイキのスペースでは、4月1日まで「ナイキアイディー(NIKE iD)」の「HTM」シリーズにフォーカスし、各モデルを取り扱う。