ラルフ・ローレンの甥としても知られるデザイナー、グレッグ・ローレン(GREG LAUREN)が自身の名を冠したブランド、グレッグ ローレンの日本初リミテッドブティックが3月19日、東京・表参道の「スーパー ドット マーケット(SUPER dot MARKET)」(東京都港区南青山3-17-2)にオープンした。18日にレセプションパーティーが行われ、グレッグ本人が初来日。その“贅沢なシャビー”とも言えるリメイクパーツを使ったラグジュアリーなコレクションの全貌と、今回のショップオープンのために米国から運ばれた什器や家具が公開され、グレッグを囲んだ一夜をファンは楽しんだ。
スーパー ドット マーケット店内のフルアイテム、什器、家具が同ブランドの世界観に一変し、店内にはグレッグがニューヨークコレクションのショーで使用したアーミーのテントを設置。1階は16SSコレクションが展開され、2階では16-17AWコレクションが展示され、先行受注を受け付ける。
2011年にバーニーズニューヨークでデビューし、2014年にニューヨークコレクションでデビューして以来、日本のセレクトショップや百貨店で一部展開されてきたが、メンズ、ウイメンズのフルコレクションが同時に展開されるのは初めてのこと。
グレッグ本人も「日本でこのような店が持てたということに本当に驚いているし、今回短時間で自分がリクエストした空間を完璧に実現してくれたトゥモローランドのスタッフに心から感謝している」と満身の笑みで話す。
米国から持ち込まれたテント内でファンの要望に応じてコレクションにドローイングも行い、ヴィンテージのミリタリー素材やそのパッチワークのポイントなど、顧客の質問に穏やかに応じ、丁寧に説明する姿は米国でスターデザイナーとしての人気のほどをうかがわせた。
同店の限定オープン期間の詳細は未定だが、5月頃までは展開される予定。
Text: 野田達哉