伊勢丹新宿店がおすすめする春のアクセサリーを、テーマに合わせて紹介するFASHION HEADLINE連載企画。第4回目は、三越伊勢丹限定商品の「オンリー・エムアイ(ONLY MI)」にフォーカスする。
3月2日からアクセサリー売場では、日本の伝統工芸と人気アクセサリーブランドが出合う「ONLY MI_ACCESSORY meets JAPAN CRAFT」を展開。顧客の声を元に三越伊勢丹が企画するオンリー・エムアイに、新しいニッポンの美が注ぎ込まれたアクセサリーが多数登場する。
ヴァンドーム青山 プルミエール(Vendome Aoyama 1ere)からは、漆をまとった竹フォルムのジュエリーがお目見え。建築家・隈研吾氏の代表作である中国・北京の“Great Bamboo Wall”がデザインソースとなり、竹をモチーフとした直線的なフォルムに漆器の老舗「山田平安堂」が漆を施したモダンで艶やかなジュエリーが誕生。左右でアシンメトリーなバランスに仕上げたピアス(2万円)と、モダンなラインが美しいネックレス(6万円)をラインアップしている。
マダマ(MADAMA)からは、京組紐とパールが美しく融合したブレスレットが登場。京都西陣の職人が丹精込めて作り上げた京組紐に、淡水パールと漆塗りのマザーオブパールをあしらった逸品だ。形状記憶ワイヤーを入れており、結ぶ手間なく装着できるところも魅力。落ち着きのあるグレーベースのデザイン(1万4,000円)と、シトロンカラーの組紐に深緑のマザーオブパールが映えるモダンでエレガントなデザイン(1万2,000円)が並ぶ。和装にもモードな洋装にも似合うブレスレットは希で、気品溢れるスタイルを演出してくれる。
アヤミ(AYAMI)は、秋田大館の曲げわっぱ職人「柴田慶信商店」との2度目となるコラボレーションが実現。漆塗りの曲げわっぱに、シルバーやアコヤパールのモチーフを飾った、リュクスなジュエリーボックス(4万2,000円)を用意した。リングやピアスなどを収められ、小型で使いやすいのもポイント。数に限りがあり、終了後はオーダー受け付けで約7ヶ月後の受け渡しとなる。
日本文化の粋が光る、アクセサリーで表現されたアート作品たち。ものづくりという同じ志で結ばれた両者が織り成すハーモニーは、大胆にして繊細、モダンにしてエレガント。日本の美と知恵を伝え続けてきた伝統工芸を身に纏い、草木の芽吹く新しい季節の到来を感じて欲しい。
――次回は女性がもらって嬉しい、ホワイトデーにぴったりのアイテムを紹介