瀬戸内海に浮かぶ12の島々と四国・高松、岡山県・宇野を会場に開催される現代アートの祭典。3年前に第1回が開催され、大反響を呼んだイベント「瀬戸内国際芸術祭」が今年は春・夏・秋の3期にわたって開催される。
いくつものミュージアムを擁し、世界的にも知られる現代アートの聖地、直島をはじめ、2010年にオープンした豊島美術館(アーティスト・内藤礼×建築家・西沢立衛)。犬島では今回、金沢21世紀美術館の設計などで知られる建築家・妹島和世の新たな試みも紹介される。
その他、島々の素朴で美しい風景の中に点在するアート作品は必見。国内外のアーティストたちが参加し、計200点がさまざまな場所で展示される予定だ。
このイベントは、瀬戸内の自然の美しさを世界に向けて発信するだけでなく、アーティストや来場者と地元住民との交流、地域の活性化にもつながっている。
新たに会場となる島の数も増え、よりいっそう島と海の魅力、豊かな自然と現代アートのコラボが楽しめそうだ。
【イベント情報】
瀬戸内国際芸術祭2013
春:3月20日(水・祝)から4月21日(日)
夏:7月20日(土)から9月1日(日)
秋:10月5日(土)から11月4日(月)
作品鑑賞パスポート(3シーズン券):一般/5000円 高校生/3500円 中学生以下/無料