バーバリーがリカルド・ティッシによる2021年秋冬プレコレクションを発表

2021.01.20
(C) Courtesy of Burberry_Kenny Germé© Courtesy of Burberry_Kenny Germé
バーバリーは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるリカルド・ティッシによりデザインされた2021年秋冬プレコレクションを発表しました。

「このコレクションは全体を通して、自然のロマンスや美しさ、機能性と実用性を組み合わせ、私が愛するコントラストをなす自然の要素を探求し反映しています。英国の伝統的なドレスコードからインスパイアされ、そこに新しい解釈を取り入れました。カモフラージュプリントは自然環境に溶け込むように印象を和らげ、構造的なテーラリングやロマンティックな柄、イギリス刺繍のディテールやアニマルなどの要素と組み合わせています。コレクションは、自然のダイナミックなさまや色彩、テクスチャーを取り込んだ、究極のアウトドアウエアなのです」
バーバリー チーフ・クリエイティブ・オフィサー、リカルド・ティッシ

今回のコレクションは、トーマス・バーバリーがブランドを立ち上げた当初から、未知の世界を探求し切り拓いていくというバーバリーの核であるアウトドアへの繋がりから着想を得ています。リカルド・ティッシは、カモフラージュをトレンチコートやメッシュのボディスーツにプリントし、花柄プリントをフィールドジャケットやカーゴパンツ、半袖シャツ、ジョギングパンツに施すなど、かけ離れたものを組み合わせて並べることによりその歴史を継承しています。そして、多様なミックスで馴染みのあるアイテムやハウスコードにモダンな感性を融合させ、さらに進化させているのです。

(C) Courtesy of Burberry_Kenny Germé© Courtesy of Burberry_Kenny Germé
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ウィメンズ
カモフラージュプリントは、トレンチコートやパーカ、カーコートを含むコートから、ボックスプリーツのポケットシャツ、ストラップを強調したカーゴパンツなど、さまざまなアイテムに落とし込まれました。

テクニカルウールを使い、オーバーサイズで仕立てたトレンチコートは、レースを重ねたシャツと裾を折り返したタック入りのショーツに合わせて。保護力の高いダイヤモンドキルティングは、変形バーンジャケットや、テクニカルウールケープ、レザーのノーカラーコートの一部として使用されています。ハリントンジャケットは、バッジアップリケやトレンチコートのディテールを取り入れてアップデートされました。

コルセットドレスやタイトスカート、テーラードパンツは、カットアウトで再解釈されています。そのほかに、大きめなポケット付きのウールツイル素材のワイドパンツのジャンプスーツや、バッジアップリケをあしらった半袖シャツが展開されます。

イブニングとして、カットアウトスリーブのスパンコールガウンや、深めのVネックとボックスプリーツが特徴的なシルクキャディドレス、リバーシブルのフェイクファーコートとともに着用されたカットアウトディテールのタートルネックドレスが発表されました。

メンズ
カモフラージュは、アウターウェアからフーディ、カーゴパンツ、キルトまで幅広く展開されます。トレンチコートやパーカ、ボンバージャケットは、花柄のパネルでリメークされました。スポーツに影響を受けたセットアップにはバッジアップリケが、グランドプードルウール素材で大柄の格子縞模様のビブフロントのトラウザーにはスムースレザーの留め具があしらわれています。

シグネチャーなチェックのコートは、ビロウポケット付きのジレが取り外し可能となっており、チェック柄のキルトとタキシードパンツがコーディネートされています。グランドプードルウールのテーラードコートと、ウールシルクのテーラードジャケットは、シルクサテンのジップパネルでアレンジ。イングリッシュフィットのスーツは、刺繍のディテールとクロップドパンツでリモデルされました。

バッグ
「オリンピア」は、スーパーサイズのキルティングレザーのシルエットから、小ぶりのかっちりとしたバムバッグまで、新しい表現で展開します。「ポケットバッグ」は、象徴的なカットアウトのハンドルを光沢あるゴールドメッキで強調しました。「ローラ」バッグには、ユニオンジャックのインターシャレザーや、バッジアップリケ、モノグラム刺繍を施しています。

2021年春夏コレクションで発表された「バーモンドジー」トートは、ラムスキンのチェックのインターシャをフィーチャー。また、しなやかなレザーで作られたリングトートが新登場しました。

シューズアクセサリー
ウィメンズでは、レザーのプラットフォームクロッグスや、フェイクファーで縁取ったチャンキーなスリングバックミュール、ベルベットとレザーの編み上げのポインテッドトウパンプス、キューバンヒールを取り入れたオーバーニーブーツやスクエアトウのアンクルブーツが展開されます。メンズでは、シアリングとレザーのサンダルのほか、「アーサー」スニーカーがチェックやカモフラージュ柄、キューバンヒールのスタイルで登場。レザーのダービーシューズやモンクストラップシューズは、ロゴディテールを取り入れています。

2021年春夏コレクションで導入されたアイウェア「エリオット」はパールアセテートで再登場。ベースボールキャップは、サイの角のディテールをフィーチャーしています。

キーカラー
バーバリーベージュをさらに探求し、鮮やかなオレンジやファーングリーンで活性化させています。

キーパターン/プリント
カモフラージュ、チェック、格子縞模様、バーバリー・ディア、花柄、ニレの木のスケッチ

バーバリー公式サイト
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