ミュージック+アート+テクノロジーの祭典「ソナーサウンドトーキョー2013」の全貌が徐々に明らかに!サテライトイベントが関西初上陸

2013.03.02

スペイン、バルセロナを拠点とし、世界最大級の規模で開催される音楽とメディア・アートの祭典「ソナー(Sónar)」の東京版、「ソナーサウンドトーキョー(SónarSound Tokyo) 2013」の第3弾出演者が発表された。

今回発表されたのは、LFO、Shiro Takatani:CHROMA、ジョン・タラボット、トー(toe)、サブマース、グリーン・バター、サファイア・スロウズ、トーフビーツに加え、レッド ブル ミュージックアカデミー(Red Bull Music Academy)がキュレーションを務める「Red Bull Music Academy presents SónarDome」に出演するアキコ・キヤマ、ヒロアキ・オオバ、イルム・スフィア、キッドスケ、Om Unit、sauce81、xxxy、ヨシ・ホリカワの16組。

先にアナウンスされたシャーウッド&ピンチ、ダークスター、アクトレス、ボーイズ・ノイズ、カール・ハイド(アンダーワールド)、ニコラス・ジャーらを合わせ計22組の出演が決定した。

1994年にスタートし、今年20周年目を迎えるソナー。毎年90カ国以上からオーディエンスを集めるソナーは、アーティスティックなエンタテインメント性と、前衛的で実験性に溢れる姿勢とを同時に兼ね備え、幅広いカルチャーを組み合わせた独特のフォーマットとコンテンツによって、先駆的フェスティバルとしての確固たる地位を築いてきた。

各地で開催されるイベントにおいて、メイン・アーティストの選定や、常に進化するエレクトロニック・ミュージックの最新トレンドを取り入れたラインナップにも定評があり、また、異なるジャンルの交流が見られる場としても注目を集めている。

拠点であるバルセロナの他、現在はサンパウロ、ケープタウンで毎年開催されており、その他にもロンドンフランクフルト、ソウル、ブエノスアイレスなど様々な主要都市で開催されてきた。

東京は2002年より開催。昨年はスクエアプッシャー、クラーク、シネマティック・オーケストラ、ヴィンセント・ギャロほか総勢50組を超えるアクトが出演し、さまざまなカルチャーのクロスポイントハイライトを生み出してきた。

年は初日4月6日は、本家バルセロナのSónar By Nightの雰囲気を再現すべくオールナイト・イベント、そして2日目の7日は同イベントのSónar By Dayを彷彿とさせる午後から開始されるデイ・イベントという構成。

また、サテライトイベントとして、「ア テイスト オブ ソナー(A Taste of Sónar)」が4月5日、8日に大阪で開催されることも決定。「ア テイスト オブ ソナー」はこれまでロンドンなどで開催されていたが、今回の大阪開催が日本初となる。「ソナーサウンド トーキョー2013」の出演アーティストの中から特に強力なラインナップを選出し、二つの異なる会場で行われる。1日目はニコラス・ジャー、シャーウッド&ピンチ、アクトレスをはじめ、過去ソナーに出演経験のある日本人アーティスト達が出演。2日目は、ソロ・アルバムをリリースすることで話題のアンダーワールドのカール・ハイドがバンドと共に出演するほか、ダークスター、日本からはアルツが出演する。

ソナー20周年を記念して制作されたスポット動画

【イベント情報】
ソナーサウンド トーキョー2013
会期:4月6日(土)START 21:00、4月7日(日)START 14:00
会場:東京都 新木場 STUDIO COAST、ageHa
4月6日出演:
LFO、シャーウッド&ピンチ、ボーイズ・ノイズ、アクトレス、ジョン・タラボット、サブマース、サファイア・スロウズほか
4月7日出演:
カール・ハイド、ニコラス・ジャー、ダークスター、Shiro Takatani:CHROMA、トー(toe)、グリーン・バター、トーフビーツほか
出演日未定:
「Red Bull Music Academy presents SónarDome」
アキコ・キヤマ、ヒロアキ・オオバ、イルム・スフィア、キッドスケ、OM Unit、sauce81、xxxy、ヨシ・ホリカワほか

ア テイスト オブ ソナー in 大阪
1日目:
会期:4月5日(金)START 18:00
会場:大阪市中央区 UNIVERSE
出演:ニコラス・ジャー、シャーウッド&ピンチ、アクトレスほか
2日目:
会期:4月8日(月)START 18:00
会場:大阪市北区 Umeda Club Quattro
出演:カール・ハイド、ダークスター、アルツ
編集部
  • ソナーサウンドトーキョー2013 ロゴ
  • 「Karl Hyde」(4/7出演)2012年のロンドンオリンピック開会式で音楽監督を務めるなど、大きな話題を振りまいたアンダーワールドのカール・ハイドがソロ名義で出演。4月にはソロデビューアルバムのリリースも決定している
  • 「LFO」(4/6出演)90年代初期にブリープ・ハウス(テクノ)を確立。本邦初公開となる最新ライブセットを披露する予定
  • 「NICOLAS JAAR」(4/7出演)Wolf+Lamb、Circus Company等のレーベルから作品を発表。2年連続でResident Advisorの"Top 20 live acts"の第1位に選ばれる
  • 「Sherwood & Pinch 」(4/6出演)ナイン・インチ・ネイルズ、ニュー・エイジ・ステッパーズ、デペッシュ・モード、プライマル・スクリームなど数多くのアーティストのプロデュースやリミックスを手がける。2005年に自身のレーベルTectonic設立
  • 「Boys Noize DJ set」(4/6出演)ボーイズノイズレコーズ主宰者、アレックス・リダ。2012年9月、3rdアルバム『Out of the Black』をリリース
  • 「Actress」(4/6出演)アクトレスこと、ダレン・J・カニンガムは自身のレーベル、Werkdiscsにおいて数多くのアーティストを発掘。2012年にアルバム『R.I.P』リリース
  • 「JOHN TALABOT」(4/6出演)Permanent VacationやYoung Turksなどのレーベルからダンストラックをリリースし注目を集めるスペインのジョン・タラボット。2013年には『fIN-Special Edition』をリリース
  • 「Submerse」(4/6出演)UK出身のプロデューサー、DJ。R&Sの姉妹レーベルのApollo RecordsやProject: Mooncircleからリリース
  • 「Saphire Slows」(4/6出演)処女作がUSインディーレーベルのNot Not Fun からリリースされ話題となった若き日本人女性アーティスト
  • 「Darkstar」(4/7出演)2000年代半ば、エイデン・ウォーリーとジェイムス・ヤングの二人からなるダークスター。2013年1月23日に待望の新作『NEWS FROM NOWHERE』をリリース
  • 「Shiro Takatani:CHROMA」(4/7出演)伝説的なアーティスト集団『ダムタイプ』のメンバー。最新上演作『CHROMA』をコンサートバージョンで上演する
  • 「toe」(4/7出演)インストゥルメンタルロックを確立。2012年にはフジロックのGreen Stageに出演、同年9月には初のEUツアーを成功させた
  • 「Tofubeats」(4/7出演)インターネットで大量の楽曲を散布しながら、メジャー、インディー問わず多くのアーティストのリミックスを手がける若きトラックメーカー、DJ
  • 「Green Butter」(4/7出演)『Mokstrumentals』シリーズで知られるヒップホップ・ビート・ブロデューサーのBudamunkと、Charaのプロデュースなども手がけるマルチ・クリエイターのmabanuaによるユニット
  • 「Akiko Kiyama」(SonarDome出演)ベルリン、東京の2都市を拠点として活動。Fabric、Panorama Barなど世界各国のクラブでプレイを続けている
  • 「Hiroaki OBA」(SonarDome出演)作曲家、プロデューサー。2010年ロンドンで行われたRed Bull Music Academy に世界各地から厳選された60人のうちの1人として招聘される
  • 「Illum Sphere」(SonarDome出演)Tectonicや3024、Fat Cityからリリースしているマンチェスターのイルム・スフィア。レディオヘッドのリミックスを手がけるなど、数多くのアーティストとコラボレーションを行っている
  • 「Kidsuke」(SonarDome出演)UKのキッドカネヴィルと日本のダイスケ・タナベによるプロジェクト。2012年にドイツのProject Mooncircleからアルバムをリリース
  • 「OM Unit」(SonarDome出演)All City、Project Mooncircle、Tectonicなどのリリースを経て、自身のレーベル Cosmic Bridgeをスタート
  • 「sauce81」(SonarDome出演)2013年1月、待望のソロデビューEP『Fade Away'』がWonderful Noise Productionsよりリリースされた
  • 「xxxy」(SonarDome出演)xxxyことルパート・テイラーは数々のバンドを経てエレクトロニックミュージックのプロデューサーに転向。InfasonicsやTen Thousand Yenなどのレーベルからハウシーなボーカルのベースミュージックをリリース
  • 「Yosi Horikawa」(SonarDome出演)イギリスのFirst Word Records、フランスのEklektik Recordsに所属。2013年にはジェシー・ボイキンス三世、アネノン、グレイソン・ギルモアとの共作のEPをリリース
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