3月26日、コロッケことデザイナー滝川広志と柿沼憲一が手掛けるブランド、ミミックプラスエイトパリスロック(mimic +8 PARIS ROCK)がメルセデスベンツファッションウィーク東京関連イベントとして、13-14AWコレクションショーを千駄ヶ谷のクレームドゥラクレームにて開催した。テーマは、パリにあるストリップ劇場から取った「CRAZY HORSES(狂気を持った馬達:伝説のミュージシャン達のように…)」。フロントローには小林幸子が姿を見せた。
冒頭には和服姿のコロッケが寸劇を行い、観衆の笑いを取りつつショーがスタートした。モデルはすべてドミノマスクを着けて登場。レザージャケットやムートンコート、チェックシャツ、スタッズを打ったGジャンなどロックかつゴージャスなアイテムをトップにまとい、インはラヴィジュール(Ravijour)の超セクシーなランジェリーというスタイリング。半数がポールダンサーというモデルはウオーキングだけでなく、ダンスも披露し、エンターテインメントあふれる妖艶なショーを見せた。
アイテムはメンズ・ウィメンズ混合。メンズアイテムも女性モデルに着せた。昨年12月に発表したアイテム群を更に拡充し、より“ロック”なイメージを打ち出している。ショー演出もコロッケ自身が行ったという。
「毎回ド派手に楽しんでやりたい。ミミックに来てもらえればエンターテインメントを楽しめるとお客さんに覚えていただきたい。冒頭のファッションショーに関係ない小ネタも毎回入れる予定。普通じゃつまらない、刺激的じゃないと。モデルが脱ぐ演出も考えたんだけど、やっぱり下品だから止めた。品良くエロくないとね」と説明する。
更に今秋の東京ファッションウィークには正式に参加を表明。「最近面白い大人がいなくなった。若手の芸人もおとなしいし。俺は常に暴れ馬(CRAZY HORSES)でいたい」と次への抱負を語った。