3月21日、「ガッツダイナマイトキャバレーズ(GUT'S DYNAMITE CABARETS)」が13-14AWコレクションを渋谷ヒカリエで発表した。
デザイナーはアキ(AKI)。キャバレーアキ(CABARET AKI)とジャッカルクズ(JACKAL KUZU)のデザイナーデュオから、AKI1人となって初めてのランウエイショーとなった今回のテーマは「シャウト(SHOUT)」。
デザイナーの作りたいもの、好きなデザインを並べたショーはこのブランドらしいロック的なかっこよさが表現されている。師である金子功の「インゲボルグ(INGEBORG)」をガッツダイナマイトキャバレーズなりにロックに変えたらどうなるのかに挑戦したデザイン、お友達が登場するシリーズ、大好きなギラギラしたもの、アンダーウエアからスタートした下着のコーナー、の五つのシーンで構成された。
お友達シリーズには美保純、しずるの村上純、AKIがコスチュームデザインを手掛けるプロレスラー棚橋弘至から、デザイナーの安達稔、コレクション作りを手伝ったジャッカルクズまでが登場して会場を沸かせた。
「1人になって初めてのコレクションだったので、どんなものを作るのかすごく悩んだが、お客様や仲間が助けてくれて、今作りたいものを素直にショーで披露できた。小さい頃から大きくなったらオスカルになりたいと思っていて、ベルばらやジュリー、デビッド・ボウイが好きで、大阪生まれという僕自身が(このコレクションに)すべて出ていると思う」とAKIはショー後に話した。