イッセイミヤケやスワロフスキーの店舗デザインを手掛ける吉岡徳仁が、新作「ミラージュ」をミラノで発表。伊LEMA社と初コラボ

2013.03.28

デザイナー吉岡徳仁(よしおか・とくじん)が、イタリア家具メーカー「レマ(LEMA)」と初めてコラボレーションした作品「ミラージュ(MIRAGE)」を、伊・ミラノで来月開催される国際家具見市「ミラノサローネ(Milano Salone)」にて発表する。

ミラージュは、あらゆる角度で構成したミラープレートが映し出したイメージをコラージュすることを企図したウオールミラー。モジュール方式に特化した特殊な連結構造により、様々な角度に変えられ、何通りかのデザインに構成することが可能。個々のモジュールは、伝統的な鏡作りを想起させる光沢のある仕上がりとなっている。

吉岡は、倉俣史郎、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年に自身の事務所を設立。アクセサリーブランドスワロフスキー(Swarovski)」の銀座旗艦店を始め、20年以上にわたり「イッセイミヤケISSEY MIYAKE)」のショップデザインを手掛けてきた。「エルメスHERMÈS)」の空間デザイン、コスメブランド「アールエムケーRMK)」「スックSUQQU)」のパッケージデザインも担当。作品はニューヨーク近代美術館MoMA)やパリのポンピドゥーセンターなどに展示され、ミラノサローネでは毎年新作が発表される。
くまがいなお
  • 各ミラーごとに並べ替えることが可能
  • 角度をつけて設置できる
  • 角度をつけて設置できる
  • 吉岡によるイメージスケッチ
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