毎シーズン恒例となった顧客対象イベント「メルシー祭り」。「メルシーボークー(mercibeaucoup,)」が3月20日、原宿クエストホールで13-14AWコレクションショーを発表した。デザイナー・宇津木えりが掲げる今季のテーマは「コーヒー」。
コーヒー豆を細かく散らしたり、コーヒーの湛えられたカップを大きく描いたりなどしたプリントの他、ポケットの袋布として、今シーズンはコーヒーモチーフが取り入れられた。更に全体のカラーパレットにもコーヒーを反映。くすんだブラウンと濃紺にネオンカラーを組み合わせている。
さらにサッカーボールのモチーフが多く登場。トップスのバックスタイルやフードは五角形と六角形の組み合わせでサッカーボールを半分に割ったよう。ボール柄のスリッポン、バッグ部分がボールのウエストポーチなど小物にも落とし込まれている。
シルエットは上半身は大ぶりのストールやフード、タートルネック、ふんだんにつけたチェーンネックレスなど、首元に重みを置いたスタイリングを提案。襟つきシャツには蝶ネクタイやリボンタイを合わせ、ネクタイの騙し絵がプリントされたニットも登場。バックスタイルにゆとりを多くとったアイテムも。ボトムスは膝丈。スカートの下にはカラータイツとスニーカー。バイアスに切り替え、スパイラル上のシームが連続するサルエルパンツは裾をまくって7分丈にするなど、春夏のように軽快。
ショー終了後、続けて顧客向けのワークショップが行われた。