3月20日、「フリーマドンナ(fleamadonna)」が13-14AWコレクションをルームスリンク内で発表した。デザイナーは韓国出身のジェイ・キム(Jei Kim)。今回が東京コレクション初参加。ノゾミイシグロタンバリンとの合同ショーとして、前半を担った。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が流れ、ショーがスタート。黒のサテンを使ったキルティングのツーピースを着たモデルが登場。その後も黒を基調としたコレクションが続いた。中盤からは一転して、白、ペールトーンのブルーやピンク、イエロー、フラワープリントなど、明るいルックに。
ファーやフェイクレザー、サテン、シフォンなど一見フォーマル感のある素材を使いながら、虎のワッペンやキルティング、バッグやブーツのクリア素材など、ストリートカジュアルな要素をプラスした。
「今回は、倒産してお金がなくなったセレブリティーがテーマ。メディアでよく見るやんちゃそうな海外セレブは、お金がなくなったらどうなるんだろう?と想像したところから制作。最初のモノトーンシリーズは、お金がなくなったあとの貧乏で暗い時代を表した。でも最後には、貧乏でも母から譲ってもらった服でお洒落をしてセレブリティーとして生き続けてハッピーになる、というストーリーで明るい色を使った」とジェイはコメント。