3月19日、「ヴィヴィアン・タム(VIVIENNE TAM)」の13-14AWコレクションが六本木・メルセデス・ベンツ・コネクションで開催された。デザイナーはヴィヴィアン・タム。
ファッションウィーク東京のスペシャルプログラムとして今回が初参加。ブランド日本上陸15周年のアニバーサリーも兼ね、ショーはインスタレーション形式で開催され、ニューヨークで発表されたコレクションの一部が披露された。
ファーストルックで登場したのは、ヴィヴィアン・タムのイメージモデルをつとめる冨永愛。黒地にSAVEやLOVEなどの英字と「愛」の文字がプリントされたワンショルダーのドレススタイルで会場を湧かせた。
パンクムーブメントにインスパイアされた今回のコレクションは、長袖のレザータートルネックに、アコーディオンプリーツと千鳥格子を組み合わせたアシンメトリーのジッパースカート、足元はショート丈のコンバットブーツなど、ミリタリーの要素が随所に取り入れられている。
また、ニューヨークのコレクションでも話題になったサングラスをかけたオバマのパロディ画とQRコードがプリントされたシャツ、毛沢東の書をモチーフにしたラップドレス、「万歳」の意味を持つ中国語をミリタリー柄に仕立てたワンピースやパンツのツーピースなども登場。
最後にデザイナーのヴィヴィアン・タムが登場、冨永愛と抱き合い、幕を閉じた。会場では冨永愛とも親交の深いレスリー・キーが写真を撮る姿も見られた。