桐島ローランドが41人の働く女性たち撮る。ワイズと伊勢丹が1年をかけたアートプロジェクトが始動中

2013.03.17

3月6日にグランドオープンした伊勢丹新宿店で、13日、桐島ローランド氏のパーソナル・アピアランス(PA)が開催された。

伊勢丹新宿店はリモデルのコンセプトを「ファッションミュージアム」として掲げ、婦人各フロアでファッションとアートを融合させた試みを行っている。今回のPAは、今年ブランド創立41周年を迎えたワイズ(Y's)と伊勢丹によるアートプロジェクト「ウーマン・オン・ザ・ムーブ(Women on the Move)」の一環で、ワイズを身にまとった41人の女性たちを桐島氏が撮影し、アート作品として店頭に展示されるというもの。

ファッションとアートの融合について桐島氏は「ファッションが既にアートになりつつある。ファッションとアートが融合することは必然的なこと」と語る。

第1弾となる2013SSシーズンでは、女優の夏木マリ、橋愛、日本テレビ「NEWS ZERO」のキャスター・ホラン千秋、フィギュアスケート選手の村主章枝、チンポム(Chim↑Pom)のエリイ、ジャズオーケストラコンポーザーのマリア・シュナイダー、フルート奏者の難波薫、パラリンピック幅跳び代表の佐藤夏海の8人がフィーチャーされている。第2弾以降も萬田久子やシシド・カフカなど、女優やアーティストが登場予定。

このプロジェクトの最後を飾る41人目の女性についてはまだ未定で、一般女性からの公募となる。「働く女性の究極は"専業主婦”だと、子どもの頃から母(洋子氏)からも強く言われ続けている(笑)。もしかすると41人目は専業主婦かもしれない」と語った。
編集部
  • 桐島ローランド氏。自ら撮影した女優・橋本愛のポートレートとともに
  • 自ら撮影した女優・橋桐島ローランド氏。自ら撮影した女優・橋本愛のポートレートとともに
  • ポートレートは「エッグ(卵)=生まれる」をテーマにしたフレームに展示されている(写真は女優・夏木マリ)
  • ポートレートは「エッグ(卵)=生まれる」をテーマにしたフレームに展示されている
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