3月6日にグランドオープンした伊勢丹新宿店で、13日、桐島ローランド氏のパーソナル・アピアランス(PA)が開催された。
伊勢丹新宿店はリモデルのコンセプトを「ファッションミュージアム」として掲げ、婦人各フロアでファッションとアートを融合させた試みを行っている。今回のPAは、今年ブランド創立41周年を迎えたワイズ(Y's)と伊勢丹によるアートプロジェクト「ウーマン・オン・ザ・ムーブ(Women on the Move)」の一環で、ワイズを身にまとった41人の女性たちを桐島氏が撮影し、アート作品として店頭に展示されるというもの。
ファッションとアートの融合について桐島氏は「ファッションが既にアートになりつつある。ファッションとアートが融合することは必然的なこと」と語る。
第1弾となる2013SSシーズンでは、女優の夏木マリ、橋本愛、日本テレビ「NEWS ZERO」のキャスター・ホラン千秋、フィギュアスケート選手の村主章枝、チンポム(Chim↑Pom)のエリイ、ジャズオーケストラコンポーザーのマリア・シュナイダー、フルート奏者の難波薫、パラリンピック幅跳び代表の佐藤夏海の8人がフィーチャーされている。第2弾以降も萬田久子やシシド・カフカなど、女優やアーティストが登場予定。
このプロジェクトの最後を飾る41人目の女性についてはまだ未定で、一般女性からの公募となる。「働く女性の究極は"専業主婦”だと、子どもの頃から母(洋子氏)からも強く言われ続けている(笑)。もしかすると41人目は専業主婦かもしれない」と語った。