フランスの人気ブランド「カルヴェン(CARVEN)」から、新フレグランス「ル・パルファン(Le Parfum)」が登場した。
パリのセレクトショップ「コレット(colette)」で世界先行発売され、日本でも初夏に発売が予定されている。日本での展開はブルーベル・ジャパン株式会社が手掛ける。
調香師はフレグランス界の若きスターと評される、フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)。マンダリンフラワーやホワイトヒヤシンス、スイートピーなどを使った爽やかな香りだ。
同時に、1947年に誕生し、グレース・ケリーも愛用したカルヴェンを代表する香り「マグリフ(MA GRIFFE)」も新パッケージでリニューアル。これらふたつのフレグランスは、調香以外のパッケージなどプロモーションのクリエーティブディレクションをすべてアーティスティックディレクターのギョーム・アンリ(Guillaume Henry)が手掛けている。
カルヴェンは1945年にマダム・カルヴェンが創業したオートクチュールブランド。2010年春夏シーズンより、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)の元などで経験を積んだギョームを迎え、プレタポルテブランドに転身。メゾンで長年培われてきた高いクチュールの技術と、1978年生まれのギヨームの若くモダンな感覚がミックスされた新生カルヴェンのコレクションは高く評価され、毎シーズン注目が集まる。
パリファッションウィークで発表された2013-14年秋冬コレクションは、ベアトリス・ダル(Beatrice Dalle)のような激しさとフェミニティを併せ持つ女性像をイメージしている。