株式会社資生堂(本社:東京都中央区)は、動物実験代替法に基づく安全性保証体系を確立し、社会に対して安全性の説明をする必要が生じた場合を除き、2013年4月から開発に着手する化粧品・医薬部外品における社内外での動物実験を廃止する。
同社は、全製品について高い安全性を保証することを最優先し、安全性の確認にあたり可能な限り動物実験を実施しないようにするとともに、代替法の開発を積極的に推進してきた。一方、動物実験廃止の取り組みに最も先進的な欧州では、動物実験した製品および原材料を配合した製品は2013年以降EU域内で全面的に販売禁止とするEU化粧品指令を2003年に制定。
こうした背景のもと、同社は2010年3月に「お客さまに安心して化粧品をお使いいただけるよう安全性を厳格に守りながら、動物愛護の観点から化粧品における動物実験の廃止を目指す」ことを宣言。2011年3月には社内での動物実験を廃止した。
一方で有識者、学術関係者、動物愛護団体などのステークホルダーと、「化粧品の成分の動物実験廃止を目指す円卓会議」を2010年6月から5回にわたり開催。このような取り組みの結果、データベースをもとに評価する「情報による保証」、新開発した細胞や人工皮膚などを用いる試験方法や化学構造による安全性予測システムを使用する「代替法による保証」、ボランティアパネルによるパッチテストやスティンギングテストを実施する「ヒトによる最終確認」を組み合わせ、動物実験を用いない新たな安全性保証体系を確立した。
資生堂は、安全性保証の信頼性をより一層高めるべく有効な代替法の開発を継続するとともに、代替法が各国・地域の法制度において正式な実験方法として認可されるよう、工業会活動などを通じて各国の行政機関に働きかけていく。
同社は、全製品について高い安全性を保証することを最優先し、安全性の確認にあたり可能な限り動物実験を実施しないようにするとともに、代替法の開発を積極的に推進してきた。一方、動物実験廃止の取り組みに最も先進的な欧州では、動物実験した製品および原材料を配合した製品は2013年以降EU域内で全面的に販売禁止とするEU化粧品指令を2003年に制定。
こうした背景のもと、同社は2010年3月に「お客さまに安心して化粧品をお使いいただけるよう安全性を厳格に守りながら、動物愛護の観点から化粧品における動物実験の廃止を目指す」ことを宣言。2011年3月には社内での動物実験を廃止した。
一方で有識者、学術関係者、動物愛護団体などのステークホルダーと、「化粧品の成分の動物実験廃止を目指す円卓会議」を2010年6月から5回にわたり開催。このような取り組みの結果、データベースをもとに評価する「情報による保証」、新開発した細胞や人工皮膚などを用いる試験方法や化学構造による安全性予測システムを使用する「代替法による保証」、ボランティアパネルによるパッチテストやスティンギングテストを実施する「ヒトによる最終確認」を組み合わせ、動物実験を用いない新たな安全性保証体系を確立した。
資生堂は、安全性保証の信頼性をより一層高めるべく有効な代替法の開発を継続するとともに、代替法が各国・地域の法制度において正式な実験方法として認可されるよう、工業会活動などを通じて各国の行政機関に働きかけていく。