「ザ・リッツ・カールトン日光」(所在地:栃木県日光市中宮祠2482)は、奈良時代に発見され湯治湯として親しまれてきた奥日光湯元温泉から源泉を引いた、世界のザ・リッツ・カールトンとして初となる温泉体験をゲストの方々に提供しています。火山大国である日本が世界に誇る文化として育まれてきた「温泉」は、元来の療養という目的だけでなく、より心を整え、変化の中にある自分を見つめ、改めて明日を思考する新たな価値を担うものととらえ、この度、本能を呼び覚ます温泉と厳かな冬の自然を伝える動画を制作し、ザ・リッツ・カールトン日光公式YouTubeチャンネルにて公開しました。
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<大自然に開かれ無の境地に誘う温泉>
壁に奥日光の地層を表現し切通しに見立てたアプローチを通り抜け、山々の色彩を彷彿とさせるグラデーションのヨーロッパ製のリネンで作られた暖簾の先にあらわれる温泉は、内風呂、露天風呂、水風呂、サウナから成り、浴槽を中禅寺湖と男体山側に温泉をレイアウト。太陽が顔を出す日には奥日光の大自然に向かいサプライズのごとく視界が開かれ、一面の窓から取り込んだ光の移ろいを感じる空間は「ザ・リッツ・カールトン日光」の客室と同様、時を忘れ心のままに過ごすことができる温泉です。
内壁や浴槽は花崗岩の中でも最も白い石材を選り抜き、同じ素材でもいわゆる岩風呂とは一線を画すモダンでミニマルなインテリアが、無の境地に誘います。光の演出はすべて穏やかな間接照明を用い、浴槽の片側壁面にお湯が流れ落ちる壁を設けることで、5メートルもの天井高にこだまする水の奏でが心身を解きほぐします。
一方で、空気に触れることで白濁した露天風呂では奥日光の威厳ある自然を体現した火山岩や高山植物、苔などを施した小高い庭を愛でながら、すぐ眼前には時に雪を纏い時に朝日で真っ赤に照らされた男体山を望むことができます。盛り上がった庭によって中禅寺湖はその気配だけを感じさせ、吹き込む湖風は迷いまで吹き飛ばし、耳をすませばその湖面の音が心の垢を洗い流すかのようです。特に冬は澄み渡った外気浴効果でスピリチュアルな感覚がいっそう研ぎ澄まされ、硫黄が香る湯けむりに包まれながら、晴れた夜に見上げれば満点の星が語りかけてきます。
<温泉を堪能する8つのエッセンス>
「ザ・リッツ・カールトン日光」の温泉では、改めて温泉を堪能するための8つのエッセンスを提案しています。
暖簾をくぐり敬いをもって奥へ「誘(いざない)」
履物を脱いで、気持ちと準備を「整(ととのえ)」
精神と体を “かけ湯”で「清(きよめ)」
たっぷりとお湯が張られた浴槽に静かに流れ落ちる「音(みずおと)」
治癒力を高める硫黄泉独特の「薫(かおり)」
神秘的な白濁のお湯に身を沈め手に入れる極上の「静(せいじゃく)」
自分と温泉以外そこに何も存在しないことへの「畏(おそれ)」
そして湯上がりにラウンジで手に入れる「寛(ゆるやか)」
そのすべての時間には威厳のある静けさが貫かれています。
<源泉を引く奥日光湯元温泉のストーリー>
「ザ・リッツ・カールトン日光」が源泉を引く奥日光湯元温泉は、初めて男体山の山頂を極め開山した僧侶の勝道上人(しょうどうしょうにん)によって、延暦7年(788年)に発見されたとの記述が残されています。明治初期までは女人禁制、修験者のみ利用が許されたこの土地も、後期には次々と旅館も建てられ一大リゾートになった奥日光湯元温泉の様子を、当時、日本を旅したイギリスの世界的女性探検家のイザベラ・バードは、世界に日光を広めた著書『日本奥地紀行』の中で下記のように記しています。
「元気の良い病人は一日に十二回も入湯する! 歩いている人はみな腕に青い手拭いをもっている。(中略)湯の出るところは村の先で、塚の中の四角な槽の中である。非常に勢いよく沸騰し、悪臭の煙を出している。それにはところどころに広い板が渡してあり、リューマチに悩む人々は、何時間もその上に横になり、硫黄の蒸気を身体にあてる」
その後、昭和29年(1954年)には国民保養温泉第一号にも指定された日本を代表する温泉の一つです。
<泉質>
硫化水素型の単純硫黄泉で泉温は78.6゜C。毎分1788.5リットルが湧き出す源泉は無色透明ですが、地上で空気に触れることで乳白色のにごり湯に変わります。硫黄特有の香りが特徴的で、泉質は中性~弱酸性。神経痛や関節痛に加え、冷え性や疲労回復に効果があり、温泉に含まれる天然の保湿成分「メタケイ酸」の含有量が多いことから、肌の新陳代謝を促進し、美肌効果に優れています。
「中禅寺湖は、かつて欧米諸国の外交官たちの別荘地として栄えた歴史を持ち、彼らの故郷と似たこの土地を訪れることで望郷の思いを馳せたとも言われています。1世紀を超えた今でも変わらぬ原風景は、私たち日本人にとっても懐かしさを覚える“心が帰る場所”です。湯船から仰ぎ見る男体山はたった150年前まで修行者以外は立ち入れなかった山岳信仰の聖地として知られ、厳冬で知られる奥日光の大地に沸く熱い湯は、当時を想像するに冷えた体を温めるだけではなく、この上ない静寂と神秘に包まれた格別な癒しがあっただろうと思います。そんな峻厳な大地のエネルギーに湯ごと抱かれる温泉体験は、刻々と移り変わる自然の有り様さながら、変化の時代を共に生きるゲストの方々に向けた自然からのささやかなギフトとなることでしょう。 」
(ザ・リッツ・カールトン日光 総支配人、細谷真則のコメント)
「ザ・リッツ・カールトン日光」について
「ザ・リッツ・カールトン日光」は、2020年7月15日に開業した、栃木県で初となるラグジュアリーホテルです。日光は、ユネスコ世界遺産として登録されている「日光の社寺」を擁し、豊かな自然、伝統文化、悠久の歴史を刻む街として知られる人気のデスティネーションです。ザ・リッツ・カールトン日光は日光国立公園内に立地し、総客室数94の広々としたゲストルーム、レストランやバー、フィットネススタジオ、スパ、そして、古くから地域に親しまれてきた湯元温泉の源泉を引く温泉施設をご用意しています。温泉への取り組みは、ザ・リッツ・カールトンブランドとして初の試みとなり、ゲストの皆様には、日本らしさにこだわった寛ぎの滞在を提供いたします。ホテルは、風光明媚な中禅寺湖と、古来より山岳信仰の御山として崇められてきた男体山を眺める場所に位置しており、四季折々の様相を魅了する日本三名瀑の一つとして知られる華厳の滝は、ホテルから徒歩圏内に位置しています。
公式ホームページ:https://www.ritzcarlton.com/jp/nikko
ホテルコンセプトブック:http://bit.ly/3atP5cl
公式YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/theritzcarltonnikko
公式Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ritzcarltonnikko/
公式Facebookアカウント:https://www.facebook.com/TheRitzCarltonNikko/
ザ・リッツ・カールトン日光に関する情報を日々更新してまいります。
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ザ・リッツ・カールトン日光の温泉が特別な理由
<大自然に開かれ無の境地に誘う温泉>
壁に奥日光の地層を表現し切通しに見立てたアプローチを通り抜け、山々の色彩を彷彿とさせるグラデーションのヨーロッパ製のリネンで作られた暖簾の先にあらわれる温泉は、内風呂、露天風呂、水風呂、サウナから成り、浴槽を中禅寺湖と男体山側に温泉をレイアウト。太陽が顔を出す日には奥日光の大自然に向かいサプライズのごとく視界が開かれ、一面の窓から取り込んだ光の移ろいを感じる空間は「ザ・リッツ・カールトン日光」の客室と同様、時を忘れ心のままに過ごすことができる温泉です。
内壁や浴槽は花崗岩の中でも最も白い石材を選り抜き、同じ素材でもいわゆる岩風呂とは一線を画すモダンでミニマルなインテリアが、無の境地に誘います。光の演出はすべて穏やかな間接照明を用い、浴槽の片側壁面にお湯が流れ落ちる壁を設けることで、5メートルもの天井高にこだまする水の奏でが心身を解きほぐします。
一方で、空気に触れることで白濁した露天風呂では奥日光の威厳ある自然を体現した火山岩や高山植物、苔などを施した小高い庭を愛でながら、すぐ眼前には時に雪を纏い時に朝日で真っ赤に照らされた男体山を望むことができます。盛り上がった庭によって中禅寺湖はその気配だけを感じさせ、吹き込む湖風は迷いまで吹き飛ばし、耳をすませばその湖面の音が心の垢を洗い流すかのようです。特に冬は澄み渡った外気浴効果でスピリチュアルな感覚がいっそう研ぎ澄まされ、硫黄が香る湯けむりに包まれながら、晴れた夜に見上げれば満点の星が語りかけてきます。
<温泉を堪能する8つのエッセンス>
「ザ・リッツ・カールトン日光」の温泉では、改めて温泉を堪能するための8つのエッセンスを提案しています。
暖簾をくぐり敬いをもって奥へ「誘(いざない)」
履物を脱いで、気持ちと準備を「整(ととのえ)」
精神と体を “かけ湯”で「清(きよめ)」
たっぷりとお湯が張られた浴槽に静かに流れ落ちる「音(みずおと)」
治癒力を高める硫黄泉独特の「薫(かおり)」
神秘的な白濁のお湯に身を沈め手に入れる極上の「静(せいじゃく)」
自分と温泉以外そこに何も存在しないことへの「畏(おそれ)」
そして湯上がりにラウンジで手に入れる「寛(ゆるやか)」
そのすべての時間には威厳のある静けさが貫かれています。
<源泉を引く奥日光湯元温泉のストーリー>
「ザ・リッツ・カールトン日光」が源泉を引く奥日光湯元温泉は、初めて男体山の山頂を極め開山した僧侶の勝道上人(しょうどうしょうにん)によって、延暦7年(788年)に発見されたとの記述が残されています。明治初期までは女人禁制、修験者のみ利用が許されたこの土地も、後期には次々と旅館も建てられ一大リゾートになった奥日光湯元温泉の様子を、当時、日本を旅したイギリスの世界的女性探検家のイザベラ・バードは、世界に日光を広めた著書『日本奥地紀行』の中で下記のように記しています。
「元気の良い病人は一日に十二回も入湯する! 歩いている人はみな腕に青い手拭いをもっている。(中略)湯の出るところは村の先で、塚の中の四角な槽の中である。非常に勢いよく沸騰し、悪臭の煙を出している。それにはところどころに広い板が渡してあり、リューマチに悩む人々は、何時間もその上に横になり、硫黄の蒸気を身体にあてる」
その後、昭和29年(1954年)には国民保養温泉第一号にも指定された日本を代表する温泉の一つです。
<泉質>
硫化水素型の単純硫黄泉で泉温は78.6゜C。毎分1788.5リットルが湧き出す源泉は無色透明ですが、地上で空気に触れることで乳白色のにごり湯に変わります。硫黄特有の香りが特徴的で、泉質は中性~弱酸性。神経痛や関節痛に加え、冷え性や疲労回復に効果があり、温泉に含まれる天然の保湿成分「メタケイ酸」の含有量が多いことから、肌の新陳代謝を促進し、美肌効果に優れています。
「中禅寺湖は、かつて欧米諸国の外交官たちの別荘地として栄えた歴史を持ち、彼らの故郷と似たこの土地を訪れることで望郷の思いを馳せたとも言われています。1世紀を超えた今でも変わらぬ原風景は、私たち日本人にとっても懐かしさを覚える“心が帰る場所”です。湯船から仰ぎ見る男体山はたった150年前まで修行者以外は立ち入れなかった山岳信仰の聖地として知られ、厳冬で知られる奥日光の大地に沸く熱い湯は、当時を想像するに冷えた体を温めるだけではなく、この上ない静寂と神秘に包まれた格別な癒しがあっただろうと思います。そんな峻厳な大地のエネルギーに湯ごと抱かれる温泉体験は、刻々と移り変わる自然の有り様さながら、変化の時代を共に生きるゲストの方々に向けた自然からのささやかなギフトとなることでしょう。 」
(ザ・リッツ・カールトン日光 総支配人、細谷真則のコメント)
「ザ・リッツ・カールトン日光」について
「ザ・リッツ・カールトン日光」は、2020年7月15日に開業した、栃木県で初となるラグジュアリーホテルです。日光は、ユネスコ世界遺産として登録されている「日光の社寺」を擁し、豊かな自然、伝統文化、悠久の歴史を刻む街として知られる人気のデスティネーションです。ザ・リッツ・カールトン日光は日光国立公園内に立地し、総客室数94の広々としたゲストルーム、レストランやバー、フィットネススタジオ、スパ、そして、古くから地域に親しまれてきた湯元温泉の源泉を引く温泉施設をご用意しています。温泉への取り組みは、ザ・リッツ・カールトンブランドとして初の試みとなり、ゲストの皆様には、日本らしさにこだわった寛ぎの滞在を提供いたします。ホテルは、風光明媚な中禅寺湖と、古来より山岳信仰の御山として崇められてきた男体山を眺める場所に位置しており、四季折々の様相を魅了する日本三名瀑の一つとして知られる華厳の滝は、ホテルから徒歩圏内に位置しています。
公式ホームページ:https://www.ritzcarlton.com/jp/nikko
ホテルコンセプトブック:http://bit.ly/3atP5cl
公式YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/theritzcarltonnikko
公式Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ritzcarltonnikko/
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