パステルカラーでキュートな世界観を描き出すイラストレーター・せきやゆりえのミニ個展が伊勢丹新宿店本館2階イセタンガールギャラリーで開催されている。11月4日まで。
会場には、せきやが描くつぶらな瞳のキャラクター「めろ、るう、きゅん」のぬいぐるみ(大15万円、中5万円、小1万5,000円)が飾られ、綿菓子のような甘い世界感が広がる。
今回のプロモーションのために、別注のTシャツ(刺繍なし6,500円、刺繍あり2万3,000円)やアイシングクッキー(1,000円)などを用意。初日には20代の女性客が数十人、開店と同時に同ギャラリーを訪れたという。
売れ行きが好調なのは、前途のキャラクターがデザインされたレターセット(1,000円)や全体にイラストがデザインされたタイツ(3,900円)など。担当バイヤーは「キュートなものが好きな女性が、コーディネートのはずしアイテムとしてインパクトのある可愛さがある小物を取り入れているのではないか」とコメント。
キキララ、マイメロディー、キティちゃんなど、平面的な2次元で表現された少女性を持つキャラクターを大人になってからも愛用するケースが多々見られるが、せきやの作品もパステルカラーに大きな瞳を持つキャラクターや、お菓子をモチーフにしたファンタジスティックな世界が支持を集めているのかもしれない。
せきやゆりえは1987年生まれのイラストレーター。動物やかわいい女の子をモチーフにしたイラストでファッション誌などで活躍する。14年12月にはKADOKAWAエンターブレインから漫画「ぺろぺろスパークルズ」の出版が予定されている。