伊勢丹新宿店は、本館1階アクセサリーコーナーで海外セレブにも人気が高く、この夏注目を集める個性的なリングを多数そろえる。
同コーナーでは、ピンキーリングを始め、2本の指に通して着けるトゥリングやフォークのような形で指を挟むように着けるフォークリング、手の平(パーム)に着けるパームリング、ネイルの上に重ねるように着けるチップリングなど、リングの楽しみ方を提案する。
フォークリングは、フォークのように上部が開いており、リングの両端で指を包み込むように着けるリング。指に合わせて多少のサイズ調整も可能で、関節が太く指輪選びに悩んでいた方でも指にフィットしやすいデザイン。担当バイヤーによれば「地金にダイヤモンドがあしらわれたシンプルなデザインが好評だが、最近では地金にカラーストーンが着いたタイプも人気。第一・第二関節の間に着けるファランジリングは、サイズが合えばピンキーリングとしても使えるため、個性的なトレンドリングを初めて購入する方におすすめ」とコメント。
関節の間に着けるアクセサリーは、同店では昨年7月、ジュエリーブランドの「イーエム(e.m.)」が同店本館1階ステージで紹介したが、当時はまだ個性派なアイテムとして取り扱われていたという。同時期、海外セレブの間でも、エッジの効いたデザインのリングのコーディネートの人気が高まったこともあり、今年3月10型を販売したところ、発売2週間で800万円を売り上げた。
人気の兆しを感じたバイヤーがジュエリーブランド「ジュエッテ(Jouete)」に声を掛けたことからリング専門セレクトショップ「ジュエッテ ユビカザリ(Jouete yubikazari)」を立ち上げ、同店で展開する運びとなった。ジュエッテではシルバー製のリングを中心に取り扱っており、リングは5,000円台から展開。1人当たりの購入平均単価は1万1,000円程度で、二つ以上のリングをコーディネート購入する傾向が見られるという。