伊勢丹新宿店では、11月25日から11月30日まで、個性豊かなシャンパーニュが一同に集結するシャンパンの祭典「ノエル・ア・ラ・モード(NOEL A LA MODE)」が同店本館6階催物場で開催される。
全部で70ブランドが参加する同イベントには、三越伊勢丹のバイヤーが現地に赴いて直接買い付けたシャンパーニュも多数登場する。10種の異なる畑から収穫したピノ・ノワールをブレンドして作った、ローズ・ド・ジャンヌの「プレル2011」(1万6,000円)、樹齢50年に近い葡萄で生まれたシャンパーニュ・マルトーの「テール・ド・オリジン」(7,000円)、太陽の動きや月の満ち欠けに寄り添いながら造り上げられた無農薬のシャンパーニュ、エリック・シュベーラーの「キュヴェ・アストラル」(2万円)など、多彩なラインアップ。メゾンによっては会期中に醸造家自身も来店するため、シャンパーニュにまつわるあれこれを、通訳を介して直接質問することもできるのが嬉しい。
また、同会場のイートインコーナーでは、プレステージシャンパーニュメゾン「クリュッグ」の「グランド・キュヴェ」を、料理人の山田チカラが考案した「ポテト、トリュフ、穴子のキッシュ」と合わせて楽しむことができる(各日80点限り 3,500円)。
このメニューは、世界9ヶ国から集まった「クリュッグアンバサダー」であるシェフたちが、「クリュッグ グランド・キュヴェ」とポテトとの最高のマリアージュを考案するという企画の中で生まれたものだ。世界各国で日常的に食べられているポテトを食材に選んだ背景には「世界中の人に、日々の食卓でももっと気軽にシャンパーニュを楽しんでほしい」という思いがあったという。
15年はシャンパーニュ地方が世界遺産に登録された記念すべき年であるため、そのほかのメゾンも、シャンパーニュの魅力をさらに多くの人に伝え、後世にのこしていきたいという強い思いを抱いていることは間違いない。毎年通い続けている人さえ、新しい発見や出会いに心震わされることになるだろう。
さらに、今年は映画「007 スペクター」が公開されるため、007の新作公開の年には必ず限定シャンパーニュを発表しているメゾンが、神話的ヴィンテージ88年の「ポランジェ」R.D.マグナムボトルと、クリスタルメーカー「サンルイ」のコラボレーションセットを1セット限定で、100万円で用意される。
【ノエル・ア・ラ・モード】シャンパーニュの祭典 2015 動画