本日11月19日はボージョレ ヌーヴォー解禁日。“エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい”とボジョレーワイン委員会より評価された2014年であったが、今年の出来はいかに?そこで三越伊勢丹のワイン担当バイヤーに話を聞いた。
「今年は近年のうちでもぶどうの成育状態が良い年で、素晴らしい出来に仕上ってます」とバイヤーはコメント。三越伊勢丹発行の『2015ボージョレ・ヌーヴォーカタログ』に沿って、“定番”や“限定・マニアック”の分類のもと、今年のオススメを紹介してくれた。
先ず、“定番で軽め”のヌーヴォーとしては、ラウル・クラージェのボージョレ・ヌーヴォー(赤 2,400円)。フルーティーでソフト、フレッシュな味わいでベリーの果実や花のニュアンスが感じられるという。同じく、ラウル・クラージェからは、マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー(白 2,800円)が登場。マコネー地区の村々で造られる白ワインで、やや緑がかった澄んだ色で白い花のアロマがあり、シャープな味わいが特徴だという。
“限定・マニアックで軽め”としては、ジャン・カリヨンの酸化防止剤不使用のボージョレ・ヌーヴォー(赤 2,700円)。赤い木の実のやわらかい香りとしっかりとした味わいがあり余韻が長く続くそうだ。三越伊勢丹限定のメゾン・シャンピーのボージョレ・ロゼ・ヌーヴォー(ロゼ 税込2,625円)は、珍しくもピンク色で口当たりもやさしいという。
“定番で重め”のヌーヴォーは、メゾン・デュ・タストリュンヌのボージョレ・ヌーヴォー(赤 3,200円)。紅茶の葉を思わせるような華やかで表現豊かな香りを持つ一方、しなやかな口当たりとヌーヴォーらしいフレッシュさも感じられるそうだ。
“限定・マニアックで重め”からは、ブルゴーニュを代表する造り手の一人であるドミニク・ローランのボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォー“プレミアム”(赤 専用木箱入り 4,500円)がエントリー。平均樹齢30年以上の古木のぶどうを使用し、フィルターを抑えることでぶどう本来の味わいを表現したコクのあるヌーヴォーだという。