ニューバランス ジャパンが、様々なスポーツを手軽に体験できる屋外スタジアム「ニューバランス ベータ スタジアム(NB BETA STADIUM)」を、11月2日から23日までの期間限定で東京・原宿にオープンした。
同施設は、ニューバランスの掲げるブランドプラットフォーム“ALWAYS IN BETA(私たちは常にもっと進化できるBETA版である)”のもと、日々にスポーツを取り入れ、自分の身体がどう動きどう反応するのかを体験できるという新たなコンセプトのスタジアム。原宿・竹下通り交差点に位置し、参加費やシューズのレンタル等も無料のため、買い物の途中でふらりと立ち寄って気軽にスポーツを楽しめるのが特徴だ。
11月2日から8日まではランニング、その後フットボール、ベースボールと、週毎に異なる競技メニューを用意しており、ストラックアウトやキックターゲット、ランニングイベント、ヨガクラスなどの他、高速サーブを体験できるバーチャル・テニスゲーム、サッカーに関するゲーム大会などを開催。スタジアム内に置かれたコンテナ内には同ブランドの最新コレクションが展示され、シューズは試し履きもできる。また期間中は同ブランドのシューズを履いた人を対象にしたスナップ企画「NB BETA STADIUM SNAP コンテスト」も実施、優勝者には、ニューバランスの商品をプレゼントする。期間中は土日祝日にカフェ営業を予定しており、飲食物を持ち込んで公園のような感覚で利用することも可能だという。
原宿は東京のみならず、アジア・グローバル圏に向けてのファッションや文化の発祥地であり、また今やニューバランスの代名詞である“スニーカー”のカルチャーにとっても重要な場所であることから、施設オープンにこの地を選択。ビルの建設予定地のため3週間の期間限定となるが、JR原宿駅竹下口から流れてくるティーンエイジャーと、明治通り沿いを行き交うファッションコンシャスな人々をターゲットに、ファッションの中心地で敢えてスポーツを喚起させる体験型イベントを実施して、この場所に集まる感度の高い人々への刺激となることを目論んだ。
2日に行われた記者発表会に登壇した、株式会社ニューバランスジャパンの代表取締役社長富田智夫は、「日本では昨今のブームによりニューバランスと言えば“スニーカー”というイメージが強いと思うが、同社は世界3位のアスレチックブランドとなることを目標に掲げている。最もシェアが高いのはランニングだが、その他にもテニス、サッカー、野球とスポーツカテゴリーも徐々に拡大しており、各国のビッグクラブやトップアスリートとの契約を進めている。同施設はその一環として、スポーツに励む人たちを応援したいとの想いから誕生した。ファッションの聖地である大都会の原宿で、人工芝を敷いた開放感溢れる空間でスポーツを楽しんで欲しい。LEDライトも設置しているため、夜のライトアップにも注目してもらえたら」と述べた。
この日は同社契約アスリートのトライアスリート上田藍選手が出席し、あらたにアスリート契約を結んだマラソンランナーの五ヶ谷宏司選手の締結発表も行われた。