京都造形芸術大学は、10月4日よりキャンパス内の人間館1階エントランスラウンジにて、「西沢立衛 + nendo:森の屋根ときのこ」展を開催する。
建築家の西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)と、佐藤オオキ主宰のデザインオフィスのネンド(nendo)が、「美」が与えてくれる「喜び」や「希望」を表現。エントランスのみならず、大学敷地内で両者による展示作品を展開する。毎週火・木・金曜日の10時と14時から屋外作品を案内する、完全予約ツアー制を実施。
1966年生まれの西沢は、95年妹島和世と共に建築事務所SANAAを設立。97年には自身の建築設計事務所を開設した。ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展金獅子賞、2010年プリツカー賞などを受賞し、ディオール(Dior)表参道、金沢21 世紀美術館、十和田市現代美術館、豊島美術館、ロレックス(ROLEX)ラーニングセンターその他多くの建築物を設計。佐藤は2002 年nendoを設立。07年に『ニューズウィーク』誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出された。12年エル・デコ国際デザインアワード受賞。13年ストックフォルム・ファニチャー&ライトフェアにおいて「ゲストオブオナー」として企画展示スペースのデザインを手掛ける。プーマハウス東京やカンペール大阪店、セオリー青山店のデザインを手掛けた他、ニューヨーク近代美術館など世界の主要美術館にも作品が収蔵されている。
【イベント情報】
「西沢立衛+nendo: 森の屋根ときのこ」展
会場:京都造形芸術大学人間館1階エントランスラウンジ及び瓜生山
住所:京都市左京区北白川瓜生山2-116
会期:10月4日から2014年1月13日
時間:9:00から17:00
休館日:11月13日から15日、12月27日から1月5日
入場無料