京都の茶舗・福寿園は20日、フランス料理による茶懐石と、宇治抹茶を提供する飲食店「ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮」を、東京駅八重洲口グランルーフ3階にオープンする。営業時間は11時から23時。
店舗面積は約150平方メートル。天井には京都の王朝文化の象徴・蔀戸(しとみど)をイメージした造作が下がる。壁面には「洛中洛外図」の屏風が飾られる。
メニューは、フレンチと宇治茶・茶の湯をコラボレーションさせた“ふれんち茶懐石”料理を提供。ランチ・ディナータイムにはコース料理(ランチ/4,200から6,300円、ディナー/6,300から1万2,600円)、ティータイムには茶を用いたスイーツ(1,260円前後)、ナイトタイムには茶を使ったカクテル等のアルコールドリンク(1,260円前後)が供される。茶葉などの物販も用意。
福寿園は、寛政2年創業。京都本店には宇治銘茶が並ぶ店舗の他に、カフェ、フレンチレストランを構える。茶器やオリジナル茶の販売も行っている。