フィンランドを拠点に活動しているテキスタイルデザイナー・石本藤雄。昨年スパイラルで開催された、石本藤雄『布と陶ー冬ー』の巡回展が、地元である愛媛県の3会場にて『布と遊び、土と遊ぶ』として開催される。会期は9月26日から10月11日まで。
本展では、石本が“無限の可能性を感じる”と話す、花をモチーフとした陶のレリーフとテキスタイルを中心に、『布と陶ー冬ー』にて展示された作品の一部と、新作の陶作品を加えて展開する。
また、地元の有志による「石本藤雄展実行委員会」主催により、メイン会場である愛媛県美術館の他にも、砥部町文化会館と茶波留(松山市)の2カ所でも展示が行われる。
石本は1941年生まれ。1970年にフィンランドに渡り、ファブリックブランド「マリメッコ」に約30年もの間在籍し、その間に約300種類ものテキスタイルパターンを制作した。現在はフィンランドの製陶所「アラビア」のアート・デパートメントで、想像上の草花や自然の風景をモチーフにした陶芸作品の制作に取り組んでいる。
【イベント情報】
石本藤雄展『布と遊び、土と遊ぶ』
会場:愛媛県美術館 新館2階 特別展示室
住所:愛媛県松山市堀之内
時間:9:40から18:00まで
料金:700円(前売り500円)、高校生以下無料
会場:砥部町文化会館
住所:愛媛県伊予郡砥部町宮内1410
時間:9:00から17:00まで
料金:無料
会場:茶玻瑠
住所:愛媛県松山市道後湯月町4-4
時間:7:00から22:00まで
料金:無料