「エルメス(HERMES)」は、西日本最大となるブティックを名古屋三越栄店に15日オープンした。同百貨店が11年8月より行ってきたリモデル計画の一環。
店舗は2フロア、売り場面積692.75平方メートルで、国内では東京・銀座のエルメス銀座店に次ぐ規模。同百貨店のファサード角地に位置し、三越からの入り口の他、大津通りに面したエントランスも設けられ、路面店のような佇まいだ。
1階はメンズアイテムが扱われる。部屋のように区切られた売り場空間にプレタポルテ、靴、帽子、ベルトなどが一堂にそろう。その他、ジュエリー、時計、香水などが並ぶ。2階はウィメンズアイテムの他、馬具、皮革製品、家具などのホームコレクションなどがそろう。ホームコレクションが扱われるのは全国5店舗目で、名古屋地域では初となる。
今店舗限定でメンズウエアのブルゾン、腕時計を用意。また、スカーフが一部先行発売された。
内装デザインを手掛けたのは、エルメス大丸神戸店やパリ・セーヴル店など同メゾンのショップインテリアを今まで手掛けてきたフランスの建築デザイン事務所「RDAI(レナ・デュマ・アルシテクチュール・アンテリユール)」。