店名はフランス語で“神戸からの手紙”。神戸で131年の歴史を誇る老舗文具店が展開する新業態店、「ラ・レットル・ドゥ・神戸」by NAGASAWAが、神戸国際会館SOL(神戸市中央区御幸通8-1-6)に9月20日初出店した。
「手紙を書く時間と心のゆとりのあるライフスタイルを」との思いを込めて名付けられた店名の示す通り、手紙そして旅をテーマにしたステーショナリーの専門店。ペンやインクといった筆記具、ノートや便せん、シーリングワックスなど、手紙を書く際に必要な文具やデスク周りの小物が揃う。30代女性を意識し、デザインや品質にこだわりながら世界中から吟味して集めたという商品は、どれも上品でセンスが良くKOBEの街のイメージを裏切らない。
たとえば、イタリアから直輸入する完全ハンドメイドのガラスペンはBortoletti社のもの。本体部分にはローズウッドやヴェネチアングラスを用い、首軸には精巧な彫金が施された、エレガントで美しい逸品。
「六甲グリーン」「元町ルージュ」「北野異人館レッド」「旧居留地セピア」「須磨海浜ブルー」と神戸の地名を冠したオリジナルのカラーインクシリーズ「Kobe INK(神戸インク)物語」も発売以来、人気の商品。美しい神戸の街並や自然の中から選ばれた色のバリエーションは、今回の初出店を記念したSOL限定カラーが3色加わり、計46色に。9月28日からは神戸市立博物館で開催される「プーシキン美術館展」を記念して、ルノワールの作品をイメージしたピンクのインクも発売予定。