バーニーズニューヨークは17日、新宿・横浜・神戸の3店で開催するレスリー・キーの写真展「スーパー・バーニーズ・フォト・エキシビション（SUPER BARNEYS PHOTO EHIBITION）」に先駆け、新宿店にて報道陣向けオープニングイベントを開いた。

イベントではバーニーズジャパンの上田谷真一代表取締役社長が挨拶した後、レスリー・キー氏と被写体の1人・タレントの壇蜜さんが撮影秘話を語り合った。

壇蜜さんは、撮影カットの1シーンでもある真っ赤なリップを引き、タキシードを着用して登場。ジャケットを下に何も着けず素肌に直接まとい、セクシーかつスタイリッシュな姿を披露した。「女性ファッション誌なども経験しているが、ここまでモードな雰囲気は珍しい。シンプルな背景で、自分だけが撮られるという経験は新鮮かつ“身体に響く”ものがあった」と感想を述べた。

キー氏は「このプロジェクトが始まる前からずっと壇蜜さんを撮りたいと思っていた。他の写真家が撮っていない彼女を撮れたと思う。彼女の魅力をパーフェクトに表現できた」と話す。

撮影ではケンゾー（KENZO）のスウェットを着用。このアイテムは3時間のみの貸し出しだったという。「どうしても壇蜜さんに着て欲しかった。被写体も服も今のトップランナー。“今の人”を“今のブランド”で撮ることは新しいストーリーを作ること」とキー氏は熱弁。壇蜜さんは「私より忙しい服。ケンゾーを中心にスケジュールが回っていた」と振り返った。

最後に、「幼い頃、一張羅を着て外出することが楽しみだった。今回のイベントを通して、好きな服を着て自分を表現し、出掛けるということは大事なことだと改めて認識した。このイベントでファッション業界が盛り上がればうれしい」と壇蜜さんは締めくくった。

写真展は18日から9月29日まで新宿店で開催され、横浜店で10月5日から14日まで、神戸店では11月を予定している。国生さゆり、石田純一、三浦春馬、黒木メイサ、生駒芳子、乙武洋匡など22組・40点以上のポートレートが展示される。