14日に開業した「マーチエキュート(mAAch ecute)神田万世橋」の北側区画N4からN7にはイベントスペース「佇マイ」が設けられている。ここでは、暮らしの中に取り入れたい“日本のカルチャー”を発信するショップが期間限定で展開される。
29日までは「万世橋駅の101年と東東京のモノづくり」と題して、神田万世橋周辺に縁のある4者が参加。N4には、万世橋駅開業年と同じ1912年に神田須田町で創業した帆布カバンの「工房HOSONO」が出店。一つのバッグを1人の職人が仕上げるというハンドメイド製品を販売する。N5には、元浅草で創業80年の三竹産業が手掛けるブランド「アナック(ANNAK)」による、100%国内で生産された革小物がそろう。
N6・7では、若手クリエーターの創業を支援する「台東デザイナーズビレッジ」から、8組のクリエーターによるアパレル・服飾雑貨が登場。また、1939年に創業した「つまみ細工」の店「つまみ堂」とコラボレーションした、お正月の髪飾りや帽子の花飾りなど東京都指定の伝統工芸品もそろう。
イベントは2週間タームで順次切り替わる予定。