ファッションデザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)は1971年9月13日生まれ。イギリス・ロンドン出身。
父親は元ビートルズのポール・マッカートニー(Paul McCartney)。12歳の頃からデザインを始め、15歳でクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)やサヴィル・ロウのエドワード・セクストン(EDWARD SEXTON)の下で学ぶ。95年のセント・マーチンズの卒業コレクションで、モデルのケイト・モス(Kate Moss)を起用し注目を集める。97年、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の後任として「クロエ(Chloe)」のクリエーティブディレクターに抜擢される。25歳という若さだったこともあり賛否両論あったが、結果的にブランドを大きく成長させた。
2001年に自身のブランド「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」を設立し、02SSコレクションでパリコレデビュー。05年には「アディダス(adidas)」とコラボレーションした「アディダス・バイ・ステラ・マッカートニー(adidas by Stella McCartney)」を発表し、現在も続く人気ラインとなった。過去には「H&M」「ターゲット(target)」「レスポートサック(LeSportsac)」などともコラボアイテムを発表している。
12年には、ロンドンオリンピックの英国代表チームのクリエーティブディレクターに指名され、オリンピック・パラリンピック両方の全競技用ウエアをデザインした。今年3月には大英帝国勲章(OBE)を受章している。
私生活では02年に雑誌『Wallpaper』発行人のアラスデア・ウィリス(Alasdhair Willis)と結婚し、3人の子供を儲けている。また、動物愛護活動にも熱心で、自身の手掛けるアイテムにはファーやシルク、レザーを一切使用しないことで有名。