「ティファニー・アンド・カンパニー(Tiffany & Co.)」は、新デザイナー、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)の就任を発表した。彼女は今後、ティファニー製品すべてのデザインを担当する。
フランチェスカはロイヤル・カレッジ・オブ・アートとセント・マーチンズ、チェルシー・アート・スクールを卒業後、ジュエリーデザイナーと銀細工師として活動。彼女がデザインしたジュエリーは、ニューヨーク近代美術館やパリのコレットなどでも販売されおり、「シャネル(CHANEL)」や「フェンディ(FENDI)」、「マルニ(MARNI)」のジュエリーもデザインしている。また、ロンドンを拠点とする現代アーティストのエージェンシー「RS&A」の共同創設者でもある。
ティファニーは、先日6日には柏髙島屋店をリニューアルオープン。改装は2001年のオープン以来初で、新店舗は白い大理石をベースに“ティファニー・ブルー”を使用したファサードや、ニューヨーク本店でも使用されている「ウィートパターン(麦の穂の紋様)」を壁面に施したメインエントランス、同ブランドのアーカイブスケッチに多く登場するマグノリアの花をモチーフとした壁面装飾が特徴。
総面積約60坪の店内は、ファインジュエリーとファッションジュエリーを中心としたエリアに加え、ブライダルジュエリーのエリアを設置。エンゲージリングやマリッジリングをゆっくり選べるように、ブライダルをテーマとしたアートワークやパネルで装飾された専用空間となっている。また、店内奥には高額商品を購入する顧客のための個室も新設された。